月初の誕生日には行けなかったので、先日今年初めてになりましたが月命日にお参りに行きました。 消してしまったお詫びと、仕事を辞めたこととこれから学校に行くことの報告です。 いつもお供えはビールとかお菓子、あと花くらいです。 今回はかなり雨が降っていたので、いつも一休みするあずまやで一人ビールを空けるのも嫌だなぁと思い、ビール無しでその代わりに煙草にしました。 普段、私は煙草を吸わないのでお供えにもしたことがありません。 よく灰に逆刺しにしてお線香のようにお供えする、あれです。 そんなに大層なことをしているわけでもないのですが、普段買わない煙草をわざわざ買うというのも、なれないので少し緊張するものですね。 ずいぶん長いこと口にしていない煙草は、風が強くて火をつけるのに苦労してしまいました。 久々だったので思わず何度か吸い込んでしまった煙に、むせることはなかったけれど、懐かしさに思わずつんとなりました。 人がすっている煙の匂いはかぐことは多いけれど、口にするとまた違う味がしますよね。 吸ったことなど数えるほどしかないですし、彼の死後にも一度もありませんでした。 だからどちらかというと懐かしかったのは、どこかで聞いた歌詞のようなもの。 最後のキスは…という。 最初も最後も変わらないけれど。 残りの煙草をそのまま置いてくるのも躊躇われて持ち帰っては見たものの、今更吸い始める気もおきずに、そのままになっています。 また、次行くときに一本吸えば良いのだと、精々湿気ないように仕舞っておくことにします。
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