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■13階段 |
■ 2004年08月24日(火) |
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13階段/高野和明/講談社文庫(第47回江戸川乱歩賞受賞作品)
私がこの作品を知ったきっかけは、確か友達と見に行った「黄泉がえり」の予告で見た映画だったと思う。 主演が反町隆史で、ちょっと面白そうだなーと思ったのを覚えている。 で、結局映画も見ずにここまできてしまったのだけれど、文庫になって平積みになっているのを見て、読んでみようと手に取った。
いやぁ、おもしろかった。
謎が謎を呼び、明かされる驚愕の真実! とまではいかないけれど、新人でこれはすごい。 迫り来る死の恐怖や、人を殺してしまった人の背負う罪科の重さ。 生々しい刑場の描写は、ちょっと恐ろしさまで感じた。 主人公の純一が胸に秘めた想いなどは、あーやっぱりそうなのかと予想できたけど、やっぱ辛い。 次に読むのは、なんか明るい話がいいなー。
余談だけど、最初に知ったきっかけが映画だったからか、読んでいる最中、純一はずっと顔が反町だった。 別にいいけどさ…。
◎免許の話 初めて路上に出たー! 自転車こえー。歩行者こえー。 自分自身、自転車や歩行者だったらしているだろうことばかりだから、何とも言えない。 車に優しい歩行者(とか自転車)になれればいいと思うけれど、そうそういい車ばかりでもないから考えちゃうのよね。
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