「Library L」雑記帳
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2008年11月13日(木) |
なんと・・・口述試験落ちちゃいました>< |
今日は口述試験の発表日だったんですが・・・ 1割しか落ちない(つまり9割は受かる)試験に落ちてしまいました。 いやまあ、実際試験は散々だったので半ば予想はしていたんですが・・・やっぱり落ちるとつらいですね。 受かって当たり前の試験ですし、まさに人生の落伍者ならぬ受験生の落伍者の烙印を推された気分です。 まあ、今年論文試験は通ったおかげで来年は口述試験だけ受ければいいのである意味気は楽なんですけど。 あと一年間勉強しなければならないと思うと、なかなかしんどいものが・・・ とりあえず気を取り直して頑張ります。
えっと「口述試験が終わったらガンガン更新します!」なんて豪語していたのに放置しててすみません。 10月の下旬に口述試験を受けてきたものの、それがあまりに悲惨でテンションが全く上がらなくて・・・ でもでもこうして結果が出た以上、気持ちを切り替えて頑張ってサイト更新していく所存でおります。 やはり小説「As if...」を一日も早く最後まで書き上げたいんですよね。 次回の話がけんちゃんの自我構造や人格構造をゆっきーに語ってもらうという設定になっているせいもあり、 とにかく書き方が難しくて今のところめちゃくちゃ苦戦してるんですが、 ここを過ぎればあとは一気に行けるハズなのでもうしばらくお待ちいただけると。 前にも書きましたが、この小説の裏テーマは「けんちゃんがもしもあの時てつの誘いを断ってたら」なので、 けんちゃんとてつのこんな会話がラストの決めになってます。 小説を書き始めてからずいぶん経ってしまったので、久々にここに再現しておきますね。
「目も眩むような光と音の洪水の中、真っ白な羽根が雪のように降り注ぐステージの上で、俺はベースを弾いてるんや。 演ってるのは、今まで聴いたこともない・・・でもすごく綺麗な、荘厳なメロディで、マイクスタンドに向かって力強く歌うハイドの後ろ姿が白く霞んで・・・で、ふと左の方に視線を移すと、けんちゃんがギターを弾いてるんよ。」 「え・・・?」 思わず絶句した俺に、てつは儚げな微笑を見せて、「その曲な、けんちゃんが作曲したヤツなんやわ。」と続けた。 「で、会場を埋め尽くしたファンの歓声を聞きながらステージを後にして・・・そこで俺がけんちゃんを振り返ってこう言うんよ。『なあ、けんちゃん、やっぱり俺の言うた通り、ミュージシャンになっといて良かったやろ?』って。」 「・・・・・・」 「それはすごくリアルな夢で・・・ほんまは俺が現実だと思ってる方が夢で、こっちの方が・・・けんちゃんやハイドと一緒に音楽をやってる俺の方が、実は本物の俺なんやないかって錯覚してしまうほどで・・・・・・」 そこまで言っててつは口を不意に閉ざした。何かをこらえるようにぎゅっと両の拳をにぎりしめ、唇の端をかみしめるその姿に、俺は思わず「てつ・・・?」と呼びかけようとしたけれど。 それより先にてつは青ざめた視線を真っ直ぐ俺に向けて、「でも、いっつも夢はそこで醒めてまうんや」と喘ぐように言った。 「俺はミュージシャンでも何でもないただの小川徹で、華やかなステージも何万ものファンの歓声も世間の賞賛もバンドの名声も全ては幻で・・・あんな夢を見なければどんな現実やって頑張って耐えられるかも知れへんのに、その夢があまりに幸せ過ぎるから、俺は目が醒める度に打ちのめされて、心をナイフで抉られるような痛みにのた打ち回って・・・・・・こんな苦しみ、けんちゃんみたく太陽を背負って生きてる人間には永久に分からへんやろなあ」 そう言って泣き笑いのようにひきつった表情を見せるてつ・・・・・・俺はそんなてつに向かってふうっと息を吐くと、「それで、てつの人生を狂わせた俺に復讐しよう思うたんか」と低く言った。
以前よりもちょっと加筆してみましたがどうでしょう。 そのう、過去に読んだ雑誌や会報のインタビューからの憶測なんですけど、リーダーって基本的に「許さない人」だと思うんですよ。 それは自分の「正しさ」を信じているがゆえの他者への攻撃の現われかも知れませんが。 その辺も小説の中でうまく書ければいいなと思ってます、はい。
そうそう、なんかもうラルクの各メンバーがソロでいろいろ動いてて、全く情報についていけてないんですが。 けんちゃんが現在アルバムレコーディング中というのは、マイスペースにて一応把握してます。 S.O.A.P.もそうでしたけど、けんちゃんってファンと直接コミュニケーション取るの好きですよねえ。 多分けんちゃんって想像力が偏ってるというか、CDの販売枚数みたいな数字じゃファンの存在を認識できないんですよね。 「理系のくせに」そうなのか、「理系だからこそ」そうなのかはちょっと分かりませんけど。 年末のJACKは行かないので、新曲が聴けるのは年明けになりそうですが、今からめちゃくちゃ楽しみです。 前回の「Speed」が思いっきりストライクゾーンに来ましたからね。大いに期待しておりますです、はい。
今日はこんなところで。 小説更新に向けて頑張ります。
ではでは。また。
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