にゃも日記
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2011年09月15日(木)

怖かった話

今週は通院だった。
内科とクリニックなんだが、その日は二軒とも19時迄受け付け。
18時に会社を出て、スムーズに診察完了。
駅から近いのは便利ですな。
さて、ご飯買って帰ろうと、コンビニへ。
ナナコチャージをしようとATMで操作、完了♪
っと振り返ると
私の右後ろにピッタリ張り付く人がいた。

ッ!!!!!
私は口を両手で押さえ、多分仰け反ったと思う。
急過ぎて、それが誰だが分かるのに数秒かかった。
ニヤニヤしながら立っていたのは彼だった。

何故こんなとこいるの?いつから見てたの?懲りてないの?
…私のさっきまでのテンションは真冬並に冷えた。

「うわぁ、ビックリしてるやんお前…フヒヒ」
と、イタズラ大成功!みたいな満面の笑みの彼。
チャージだから良かったものの、預金引き出しだったら…

に「ATM覗き込むなんて、ただの不審者やん、何してるん」
彼「ビクッとしてたな、ビックリしたんやろ、ビクッやてw」
無視してカゴを掴み歩く。
着いてくる。影みたいに着いてくる。
彼「今日病院の日やろ?間に合ったんか?」
に「行って来たよ。なんでこんな時間におるん?」
彼「両方行ったんか?」
に「行ったよ。なんでこんなとこおるん?方向違うでしょ」
彼「連れと久しぶりに会ったから、ずっと喋ってたんや」
に「じゃあもう食事終わったん?」
彼「いや、食ってない」
この時20:30過ぎ。彼は大体19:00前に帰宅するはず。
タバコのニオイがすごかった。むしろ煙い。
さっきまで煙の中に居たような臭い。パチか車内だろうな。
どうやって撒こうか…無言でウロウロしていた。
その間にも、私の持つカゴに「お前こんなんどうや」と、
お菓子や惣菜をトットコ入れて行く。
えー?と聴こえない振りしてスルーしていた。

たまに、脇腹をつついて来る。脇を突いてくる。スルーしても繰り返す。
余りのウザさに、やめて?と睨むと、
彼「怒ったw」「何を本気になっとんや」と茶化す。
私「可愛くない言い方で悪いけど、脇腹をつついて楽しい?
私が嫌がってるように見えない?本気で不愉快なんやけど?
誰も喜ばないしプラス要素が全くないからね?」
すると私の尻をさわり、ホッペを膨らませて上目遣いに見上げる。
40のオッサンが。

私はもはや、何を買いたかったか忘れた。
ただもう、こいつを撒いてしまいたかった。

やっと上司に「彼とは価値観が違いすぎました」と報告したのに。
上司は何か知っているようで、「あの坊主はなぁ…」と少し考えて
「先方のために、具体的な話が出る前に上手く離れなさい。」と言ってもらえ、
これからも仕事を続けられそうなのに。

レジについた。カゴの品を分けてもらい、
「会計も別でお願いします」と言った。のだが、
彼は自分の支払いになると、電話しながら店を出て行った。

ナナコで支払い、外に出ると、彼がニヤニヤしながら立っていた。
荷物をもぎ取られた。
彼「俺のメシこっちの袋か」「ついでやし家まで送るわ」
私「会社の車なんやし遠回りやん、ええよ。私の買い物袋もらえる?」

贅沢だがタクシーで帰宅しようと、財布の小銭をチェック。
タクシー乗り場まで、彼はついて来た。
じゃあ、お疲れ様!と言うと、彼がボソッと言った。

「今日は駅に着くのが遅かったから、両方行ったて知らんかったわ」

…彼がなぜ把握しているのか?

暫くは、通院後の楽しみだったコンビニをやめて
真っ直ぐ駅か乗り場まで行く事にした。
時間も中抜けできるよう調整しよう。

思考や行動が、恐ろしい。


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