2004年3月6日(土) 雪
屋根には雪が積もっている 今朝は春の吹雪だった
去年の今頃 私は東京に居た はっきりした日にちは記憶していないが 今日ほど寒くはなくもう春を間近に感じるような日だった
一日目をTDLで遊んだ 風が強く楽しみにしていたパレードは中止になったが 子供のように過ごした 慌しかったそれ以前の4ヶ月間とそれから訪れるはずの未知の旅・・・ そんなものを忘れるための一日だったのか
それは今思えば不思議な一日だった そこに自分が居たことすら今となっては幻のような・・ ところどころが空白でところどころが鮮やかで・・ 色彩として残る点のような時間はひとつひとつがバラバラで 繋がる事はない
二日目は・・・これはもっとあやふやでその時の自分の服くらいしか記憶に残っていない それと羽田空港・・・
・・・・・
そんな風に私の記憶はいつも曖昧だ・・・ 全体はぼんやりなのにある場面だけがまるで映画のように鮮やかな感覚で蘇ってくる
その両極は果たして思い出したくない部分と覚えておきたい部分なのか
それは自分自身で無意識に色分けされたものなのか
・・・・・・
道路の向こう側に見える家並みの屋根 それらにうっすら積もった春の雪を見ていたらそんな事を思い出した
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