思い出の貝殻をお気に入りの小瓶に詰めたら・・・ 耳に近づけてそっと・・振ってみてください
懐かしい音が聴こえて来ませんか!?
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そっと置かれたあなたの手を 背中に感じながら 酔って気づかない振りをした
あなたを受け止めることも できないまま 目の前のグラスだけが 何度も入れ替わった
あれから 数え切れない時間が流れ 季節は何度色彩(いろ)を変えたことか
あの頃の気持ちは グラデーションのカクテル 再び鮮明なひと色を 呼び覚ますことはない
今夜もあのお店の グラスの前に あなたは座っているのだろうか
もうすぐ 出逢った頃の季節が巡って来る
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