生まれたばかりの 今日という恵み
朝露の中で 消え入りそうなココロに 水色で真っ新な 木綿の服を着せ
出かけよう 朝の光を その夢に降りかけて 小さな日常など イメージのままに
生まれたばかりの 今日と言う恵み
朝靄(もや)に隠して 掻き消してしまいたい 鈍色(にびいろ)の過去は できるだけ千切って ちいさな欠片にしてしまう
出かけよう 朝の戸惑いも 白い吐息も 追憶のアルバムの ページの中に封じ込め
生まれたばかりの 今日と言う恵みの中で
何の拘りも持たずに ナチュラルに 空気にほどよく溶けて 風にすべてを預けたら・・・
この朝を始めるということ 今日という日を 歩き始めるということ・・・ |
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