picture by 月とサカナ
焦がれる 揺れる 流される 古城に秘めたる爪弾きの吐息 顔を見せない幽玄の エキゾチックな陰影
繋がらない一枚一枚の 調べ折り返しながら タンバリンのリズム足元に刻む
月明かりのその向こう キミの深層描かれし古裂(に 既に泣き出しそうな気配の 舌足らずな綻び見つけた
時の狭間で キミの苦悩と理由( 今更尋ねてみては 愚かな道化者だと一笑(われるだろうか
報われなくてもいい 打ち捨てられても構わない ただ輪廻(の掟に 奪われてみたいだけ
もう一度キミに逢えるのならば その掟にこの身預けてみたいだけ
キミに もう一度 巡り会いたい
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