日曜日に二人で映画に行きました。
モンチはお留守番。マーさんは一応誘っておりましたが、
あっさり却下されました。
「隠し剣−鬼の爪−」じゃあ、小学生女子は見ないよ。
マーさんは以前「たそがれ清兵衛」を見てえらく気に入ったみたいで、
今回も同じ原作者・監督ということで興味を持ったらしい。
私はこの映画にはそれほど興味はなかったのだけど、藤沢周平作品は好きだし、
たまには二人で映画もいいかと。
舞台がマーさんの故郷ということもあり方言に親近感もあるし、
武士社会の矛盾に対する苦悩と純粋なラブストーリーの側面とがあって
2時間半近くある作品だけど、予想以上に楽しめた。
マーさんによると「たそがれ・・・」の方がよりよかったらしいけど
似たようなストーリーだったとか。
「たそがれ・・・」は見てないけど、たぶん殺陣の迫力は真田広之の方が
あったんじゃないかな。時代劇の年季は断然真田さんの方が勝ってるもんね。
永瀬正敏は結構好きな俳優だけど、剣を交える時の鬼気迫るものは
もうひとつだったような気がする。やっぱり濱マイクの方が合ってる。
暗くなってから席についたから周りの状況が見えなかった。
終わってから見たらご年配の方々ばかり。そうだろうね。
私としては「シークレット・ウィンドウ」か「モーターサイクル・ダイアリーズ」が
よかったんだけどなあ。
ま、おもしろかったからいいか。帰りにモスで買った蒟蒻ライスバーガーおいしかったし。
二人だけで共有する時間を過ごすために、たまには映画館で映画を見るのはいいかな。
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