Diary
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●2004年09月09日(木)● |
職場のこと・・・・Part1 |
小さな診療所から 約170床の病院へ勤め先を移して4ヶ月。最初は もう医療機関には勤めないようにしよう。と思っていました。安曇野にきたらと憧れていた 勤め先もありました。でも結局は前の職場の上司の薦めもあり今の病院へお世話になることになっていました。
そして勤めてみてあらためて私は 医療機関に勤めるのが好きなんだと思いました。もちろん事務として。 事務??と思うでしょ?でも 医療機関にとって事務の存在は大切なんです。 患者さんと最初に接し、最後に接するのが事務です。 医療にかかわる報酬を患者さんやそして保険者に請求するのも事務です。 そして 医療機関に来る患者さんの さまざまな悩みを同じ目線で見つめられるのもやはり医療資格の無い事務だと私は思います。
私は医療機関に勤め 社会の矛盾を 身近に感じる様になりました。 窓口にいれば 保険料を滞納して保険証を取り上げられてしまった方。そもそも高い保険料を払えず、保険証を持っていない方。保険証は持っていても窓口での3割という負担に治療が継続できない方などいろんな方に出会います。 在宅へ訪問すれば 軒が崩れそうな家やお風呂の無い家、年老いた夫婦二人で肩寄せ合って暮してる方などにも出会います。 何とかしてあげたいし、何とかしなければいけない。これが私の医療人としての気づきのきっかけかもしれません。 そしてだから私は 事務として医療機関に存在したいのです。
そうした職場の中に身をおくことは毎日が刺激的です。そこにいるだけで背筋を 常にのばしていなくっちゃ。と思えます。 これまでも これからも 毎日が勉強でしんどいけれど、それが自分を輝かせてくれると思います。 いろんな葛藤もあったし、やっぱり 家庭と仕事で毎日は大変だけど 勤め続けられてよかった。転職しなかったことは 間違いじゃなかった。心からそう思う 最近です。 医療機関の事務さん。私の天職かもしれない・・・。
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