2004年11月19日(金) |
【Liveに行こう♪ BAO】 ギャップ |
最後の一曲が終わった。 感動の拍手がホール中に鳴り響く。 演奏者達がその場で礼をする。 しかし拍手は鳴り止まない。 延々と続く拍手。
ステージからアンコールに応える挨拶。 一際高くなり勝る、喜びの拍手。
2004年11月19日(金) 雨のち上がる
今日はBAOのコンサート。
Blue Aeronauts Orchestra presents :『Swing Swing Swing』
当初、チケット代金(前売り4000円)に恐れをなし 行きたいけど行けないな〜と半ば諦めていたのだが。 16日のJAZZ Liveの時里実さんに 「私からなら3000円でいいよ♪」 と言われて即決してチケットを購入しておいたのだ。 その時一緒にいたさぁさんは仕事の都合で現在静岡。 残念ながら不参加となってしまった。
さて、他人事じゃなく自分も仕事が長引いた。 19時開演なのに地元の駅を19時14分発で出発。 会場の銀座ヤマハ・ホールに到着したのは50分頃。
会場内を見回すとほぼ席は埋まっているようだ。 演奏中に移動すると邪魔になるので そのまま入った扉(1階席の一番後ろ)の前で聴く。 遠目からだが里実さんと森裕子さんを定位置に発見。 既に最後の1曲らしい。 次がAeronauts Jr.(現役女子大生ビッグ・バンド)の順番なら まだまだシニア(!?)がトリに出るはず。と一安心。 バンドの入れ替えの時に前の方の一番端に席を確保する。
やっぱりビッグバンドは楽しい♪ なにがどう、なんて説明できん。 くやしかったら自分で行くが良い。うははは。
で休憩時間に2階の喫煙ブースに行くと『えこべん』の豊原さんが! 軽く御挨拶。
さあいよいよ第2部。 幸いにも前から3列目のほぼ真ん中という席が空いていたので移動。 そして次のビッグバンドが登場。 暁星高等学校音楽部の皆さん。 どうやら周りの席の年配者たちは御父兄のようですな。 男子生徒だけのメンバー構成で、 さしずめスウィング・ボーイズと言った所か。 なかなか堂々とした演奏っぷりで、 ソロも自信に満ち溢れている。 ある種ホーム状態だからか? 結構場慣れしている印象を受けた。
駄菓子歌詞!
やっぱり違う!
格好良い!BAO!
音の正確さ・明瞭さ・厚み・スピードとテクニック。 どれをとっても格が違う。 ← ある意味当たり前 1曲目が終わった後里実さんが気付いてくれて、 「おお〜〜!」(勿論声は出さないが)と手を振ってくれた♪ 隣のSAX(ごめんなさい名前忘れた)奏者の口元が 「知り合い?」と動き、こちらを見ながらひそひそ話しw 楽しいな♪こんなん。 (アンコールの時は逆に俺の口元を読んでくれたし)
そこからは手拍子は言うに及ばず 身体もスウィングしながらたっぷりと楽しんだ。 最後はJr.も加わってI Was Born To Love You で締め。 ソロパートのアレンジなんかも良くて、 新しい曲に生まれ変わっている。
残念ながら裕子さんは死角に入っていてたまにしか見えなかったが、 いつもの笑顔で楽しそうに演奏してた。
終わった後ステージに駆けつけて里実さんと少しお話。 何故か??お父さんとお姉さんまで紹介されてしまった(笑) ステージのプレイっぷりと、気さくな人柄の二面性がまた好きな所。 外に出た所で、またまた豊原さんに会う。 同じくえこべんの津崎さん(だったと思うw) にも御挨拶。
さて、ちょっと気取ってバーにしようか。 と思ったのに何故か有楽町のガード下へ。 ハイソな気分が吹っ飛んだw 生を頼んで肴に鮪刺を頼んだのだが盛り付けに驚いた。 大根、大葉、山葵は当然としても 菊花に紅蓼(べにたで)と来るとチョト嬉しい。 更に穂紫蘇まであしらっていて、 下手な小料理屋よりもよっぽど本格的。 このギャップは何なんだ? と思ったら、壁に掛かっているカレンダー。 PSG : パリサンジェルマン(仏のサッカーチーム)ぢゃないか? 更に場にそぐわね〜〜〜w
もう今日は一日何から何まで落差の激しい出来事だらけだった。
さて、 別に『アンコールを叫ぶ行為』自体は否定しません。 でも今夜のように『鳴り止まない拍手⇒自然とアンコール』 という気持ちの良い体験をすると、 やっぱりその落差に悲しくなってきます。
angelaのアンコール。 誰だって聴きたいですよ。ええ。 でもね、もう少し余韻を楽しませて下さい。 「よかった〜〜♪」という気持ちで 自分でもいつまでも止められない拍手をさせて下さい。
会場全体が 「アンコール叫びたい」という気持ちになるまで待てとは言いません。 でも、せめて一呼吸置いてから。 それが無理なら最低限全員ハケてから。
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