JIROの日記(borne in 1951)
DiaryINDEX|past|will
少し濃いめの水割りをやりながら、 今、時間ということを考えています。 腕時計のせわしなく急ぐ秒針の一分の長さも、 僕の中を通り過ぎた今までの人生の針も、 そして今日一日が終わる安らかなひとときも時間は過ぎてゆくのですね。 ちょっと難しいのですが、アインシュタインの理論では、 光速に近づく物体は時間がゆっくり進むそうです。 宇宙パイロットが光の速さぐらいのロケットで旅をすると、 地球の人たちより歳をとらなく、龍宮城のあの魔法の玉手箱と同じで、 帰ってくる地球は別世界の未来に辿り着くそうです。
そんな理論とは別に、凡人の体験の中でも確かに時間の速さは違いますね。 子供の頃の一日は長く小学一年から中学・高校までの時の流れはゆっくで、 そんな時代の十二〜三年間を今思い出せば何と楽しく、 豊かで輝いていたのだろうと・・・・・・。 人生は儚く、猛スピードで過ぎていきます。 そんなスピードに慣れてしまった我々、辛いですね。
|