玉露入り、と書いてあるお茶がある。なんだろうと思って調べてみると、なんとまあ歴史の深いことで。しかしそれが、味で分かるかと言ったら分からない。「ああ、なんて素晴らしい玉露!」などという台詞は聞いたこともない。よって、結論。我々日本人は、誇大広告とブランドというヒビ割れた鏡に自分を写して喜んでいるMである。