針の穴に通された光
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2006年12月23日(土) 使うのためらう

気になるのが、最近の流行語。
センスある人なら、ここぞというときにうまく
使ってワハハとなるわけですが。
ここのところ、芸人さんをうまく取り入れた
面白い番組が増えてますから、あらゆるジャンルの
番組で自然に頭に入ってきます。

ところが、である。
やはりテレビそのものを観ない人、というのも存在
するわけです。
なんで?という疑問は起きません。
テレビを観るのはあくまでも情報を得るため、という
割り切った考えも当然だと思います。
そういう人たちには流行語は流行しません。
テレビを通して感染(悪い言い方ではありますが)しないからです。

と、ばかり思っていたのですが、昨今は少々事情が異なるようで。
家電、特にテレビには勢いがあります。
外を歩けば、嫌が応でもテレビを目にしてしまいます。
「聞いたことはある。」という刷り込み。
最新の楽曲にしろ、上に挙げた流行語にしろ、
外を歩けば自然に刷り込まれているわけですね。
もちろん、広告塔、つり革広告等、紙面の媒体もそれを
補助している、と。

広告であれば、欲しい人と売りたい人の表裏一体の関係がありますが、
こと流行に関しては胡椒とくしゃみのようなもの。
文化というものは常に流動する生き物と呼ばざるを得ないですね。


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