針の穴に通された光
DiaryINDEX|past|will
気になるのが、最近の流行語。 センスある人なら、ここぞというときにうまく 使ってワハハとなるわけですが。 ここのところ、芸人さんをうまく取り入れた 面白い番組が増えてますから、あらゆるジャンルの 番組で自然に頭に入ってきます。
ところが、である。 やはりテレビそのものを観ない人、というのも存在 するわけです。 なんで?という疑問は起きません。 テレビを観るのはあくまでも情報を得るため、という 割り切った考えも当然だと思います。 そういう人たちには流行語は流行しません。 テレビを通して感染(悪い言い方ではありますが)しないからです。
と、ばかり思っていたのですが、昨今は少々事情が異なるようで。 家電、特にテレビには勢いがあります。 外を歩けば、嫌が応でもテレビを目にしてしまいます。 「聞いたことはある。」という刷り込み。 最新の楽曲にしろ、上に挙げた流行語にしろ、 外を歩けば自然に刷り込まれているわけですね。 もちろん、広告塔、つり革広告等、紙面の媒体もそれを 補助している、と。
広告であれば、欲しい人と売りたい人の表裏一体の関係がありますが、 こと流行に関しては胡椒とくしゃみのようなもの。 文化というものは常に流動する生き物と呼ばざるを得ないですね。
|