粉雪 - 2005年12月06日(火) 「 海へ行きたい 海へ行きたい 」 通院日。 寒くて凍える手で鍵を掛け 北風をよけうつむきながら駐車場へ 全身をガタガタ カチカチさせながら立ってると わたしの冷えた頬の上 もっと冷たい粒がスーっと溶けた え?何? 寒さと鬱で歪んだ顔をあげると 空からは雪 そう この冬はじめての雪 それは何分も続かない ぱらぱら 粉雪 しばし 見惚れて…ちょっと感動。 こんな日にクリニックだなんて とことん 冴えない。 いっそクリニックに一番乗りし この鬱の気合っぷりを先生に思い切り吐露してやる と。 でも上には上がいて 結局3番。 しかも駅からクリニックまでに体も思考も寒さで凍りつき 言おうと思ってた事の半分も? ううん。半分のその半分も言えなかったし。 薬局でも鬱を覆うことすら面倒で。 なんか最悪。 それから? それから実家と妹夫婦にお歳暮を買いにデパートに寄り それから今晩の食材云々を最寄のスーパーで買い クリーニングを取りに行き 犬のエサやシーツも買い コンビニにで光熱費を支払い 郵便局にも寄り(ハードじゃぁぁああああああああっ!!!!) 以上。 鬱でヒキコモルと色々溜まって痛い。 という現実。 PM14:00 やっと 帰宅。 化粧を落としパジャマに着替えベッドへダイブ。 そして 再び私だけの時間に。 クリニックへ行ったところで この憂鬱が消えるはずもなく わたしは もっともっと眠っていたい とことん とことん 眠りの淵に落ち そして 「貴方のことも わたしのことも 思い出せなくなりたい」 小雪。 ...
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