Blue tears...小雪

 

 

命。 - 2010年10月25日(月)

久しぶりです。

あのね。

まだ親にも言ってないんだけど。

妊娠しました。

このお腹の中に小さな まだ まだ
小さな命が宿ってます。

不思議な気持ちです。

人生って
ほんと
人生って 何が起こるか分からないね。

鬱が治った訳じゃなく
もちろん 今も薬を飲んでます。

病気はもちろん 薬 高齢 リスク
不安はそりゃもう上げたらイッパイイッパイ。

でも夫は泣きそうなぐらい嬉しいと。
4歳の息子は毎日「いつ生まれるの?」ってわくわくモード全開。

弱虫で臆病な私は喜んでもらえる事にプレッシャーで怖くなるけど。

でも
でもね
こんな私に 小さな命が授かった事に偶然じゃない意味があるとしたら
やっぱり奇跡だって思うの。

入院した時に出来た友達にメールで妊娠を報告した。

自分の事のように嬉しいって言ってくれた。

彼女の言葉に胸が一杯になった。

統合失調症でお互い入院中から一緒に励まし合って来た仲。

今も時々メールで連絡を取り合ってる唯一病気の悩みを本音で打ち明け合える
ココロの友達。
闘う仲間。

そんな彼女に喜んでもらえて本当に嬉しかった。

まだ母にも 夫の両親にも言ってない。
正直言うのが怖い。
喜ばれる事の責任に耐えられるかなって。

ただでさえ心配ばかり掛けっ放しだし。

でもやっぱり喜んで貰えたら嬉しい。(喜ぶに決まってるけど)

ただ 寂しいのは喜んで貰いたい人の大事な一人。

父が居ない。

星になった父や兄。

でもきっともう知ってるよね?
空から
ううん。
きっと傍らに居てくれてて私と小さい命 守ってくれてるんだよね?

ありがとう
ありがとう

私 自信なんてカケラも無いけど
でも 誰の為でもなく宿った仄かな命を守って生きたいって思う。

こんな宣言すると又自分で自分自身にプレッシャー掛けるから
揺れながら
戸惑いながら
震えながら
大事にしたい。って。

ねぇ。
この小さな命の光が 
この ほのかな光が
どうぞ元気に育ちますようにって一緒んい祈ってくれますか?

あなたにも喜んで貰えたら
きっと 又一つ
勇気が出ます。

『未来』なんて言葉 本当は怖くて怖くて重くて。

でも まだ見ぬ『未来』をこの『命』と歩んでみようと思う。

私なりに。





小雪。








...




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