今日はちょっと違う話です。
私の実家でも犬を飼っていました。
小4の時に近所の犬が子供を産みました。
白くて小さい子が4匹☆彡
私は欲しくて欲しくてしょうがなかったのだけど
母親は 「どうせあんたたちは面倒をきちんとみないでしょ!!」
と言い、OKが全然でないまま子犬は次々ともらわれて行きました。
諦めかけてたある日、そこの飼い主さんに「この子いらないかい?」
と甘いお誘いをうけました。
その子犬は4匹の中で唯一真っ白い毛が長いサモエドとスピッツを
たして2でわったようないちばんかわいい子だったのです。
一番にもらわれてったと思ったのに…
私は親に土下座しました。
「大好きな漫画本も買わない!お菓子もいらない!面倒は絶対見るから」
そんなこんなで子犬をやっと我が家に迎えられることになりました。
「今日はお迎えの日ー 」と浮かれて学校から帰っていたら
もらうはずのその犬ははるか遠く
別の子供のあとをついていっているではないですか!!
あわてて飼い主さんの家に連れ戻しいったん自分の家に戻ると、
母親が「あの犬いなくなってた!!どうしよう!!」
と泣きそうな顔で散歩綱を握り締めていました。
その日学校から帰ってきたら犬グッズ一緒に買いにいく約束だったのに
結局1人で全部そろえてしまっていた母親を見て私は笑ってしまいました。
あんなに嫌がってた風だったのに部屋中に犬グッズ。
凄く楽しみにしてたのが見え見えで(´▽`*)
ムクは野生児でした。真冬に生まれスーパー放し飼い。怖いものなしでした。
母親→元捨て犬 父親→離し飼いだが毎日朝シャンをかかさない性格温厚でどんな人からも犬からも好かれるボス
の間に生まれた子です。みんなとってもいい子………でした。ムクいがい。
何故ムクが最後までもらいてが見つからずに余っていたのかというと
ムクは実は一番最初に貰いてがみつかっていたそうです。
だけどあまりの悪ガキぶりに他の兄弟とトレード…
ということが何度もおこり、そこのうちでの名前は「バカ」だったそうです(つд・)
出戻り上等!!みたいなムクさんだとは知らずに飼いましたが、上等さ加減は
我が家の人間に軍配があがりました。
でも喧嘩上等なムクは犬社会ではボスに君臨。
ムクのパパがボスの時が<平和犬社会>だったら
ムクボスは<一匹狼>孤高のボスでした。
弱気に興味は無くムシ。強いキツイ犬だけ相手にする。
そしてクールな感じに惹かれるのが女☆彡 メス犬に大人気!!
押しかけ女房も多かった…でもクールなムクは
興味がないらしく小屋の中に居座られても黙って見守って吹雪の中
一晩中外でたたずんでいました。
優しさもステキ
他にもイッパイ色々(〃^∇^)o
ムクとの思いではどんな場所にも書ききれないし
どんなに喋ってもおわらないし。
大切な私の片割れで親友で恋人で弟で…
とにかく今の私はムク無しでは語れんってくらいです!!
でもね
そんなムクも歳には勝てず、つい先月老衰で逝ってしまいました。
長生きしました。幸せをくれました。力をくれました。愛をくれました。
いつでもどこにいても忘れないです。ありがとう。ゆっくり休んでね。
ただムクが大好きだった家のお父さんの事は見守っててあげて欲しいなー
ムクがいなくなって寂しそうだから見守っててあげて欲しいぞ。
ありがとう。一生愛してます。
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