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■ 勝ち組
新しい年を迎え、変わりない平凡な時間が過ぎる 負い目があったり引け目を感じていたりすると 「居場所がない」などと口にする者がいる 平凡な時間の中で自分の存在がどれほど大切か それは死に直面するとよくわかるものである
人生をどう生きたか 悔いのないものであるならば そこに居るだけで十分なのである
家で茶を飲む 安らぎの空間の中でどれほどホッとするものか そこいる自分の存在にどれほど満足することか
楽天的な考え方と放棄することは背中合わせである 今正月だから、盆だから、誕生日だからなどと 寛いでいるのはただの心の甘えである 学生の頃そういって放棄していた僕は受験に失敗した 正月が来るたび思う 「今日ぐらい・・・」といい、片付けてしまうのは 負け組に近づくことなのだと
僕は今日できることは今日行いたい 約束も守るものであり、破るものではない 僕は他人に厳しい分自分にも厳しくありたい
お前はそんな僕にいつまで着いて来るんだい?
2005年01月01日(土)
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