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殆どの種は長い期間に渡って飛ばされ、風向きも都度都度なので、発芽場所は 庭中の あらゆる所であると言う理屈になります。 でも実際は、発芽場所は限定されてます。そこで大きな株になり花を付けた なら、そこは彼らの好きな場所と言って良いと思います。
・・・多いんですよね、砂利好き。 何でだろなあ、下なんかモロに粘土で ろくな栄養も無い筈なんだけどなあ。
サツキやツツジを大変上手に育てておられる知り合いの方のお庭を見せて 頂いた際、砂利の道に点々と、ホタルブクロが育っていました。 盆栽のように美しく枝を整えられた木々の間で そこだけ野趣のある風景が 大層印象深く「あれはいいなあ〜」 と思いました。 もっとも庭のご主人いわく 「抜かないとどんどん殖えちゃうんだけど抜いても殖えちゃうんだよ(溜息)」 との事でしたが。
試しに我が家でもホタルブクロを植え付けて見たら増えるの増えないのって。 しかも彼らは栄養があろうと無かろうとお構いなしなので、庭中に生えます。 元株も地下を横ばいに増えます。スギナに似てます。 ホタルブクロを地植えにするなら 本当に気に入った1種類だけにする。 教訓を得た時にはもう手遅れですもんね・・・。ううう
砂利大好き組はこのホタルブクロもそうですが、花菱草、勿忘草、ミヤマ オダマキ、ツタカラクサ あと何故かヒデンス。 花菱草は植え替えが難しいですし、結局また砂利に咲くんです。 確かに石の上は暖かいので、勿忘草が好むのは分る気もするんですが。 開花期が北海道では天候不安で まだ寒いですしね。
他所は砂利には除草剤を撒いたり、綺麗にしてるんですよ。 うちなんかもう・・・植えたんだか生えたんだかって感じで。 でも、抜けないもんなんですよね。何だかね。 とは言え、余りに群生してきたのでオダマキを少し整理したら 長い根っこに べっとりと粘土が。・・・本当に栄養は余り要らないのねえ。 元は山の花だし。でもヒデンスの場合は何故なんでしょうね。
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