『庭の話』

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ハナグモ。

今日は朝のうち、先日お昼を一緒に過ごした近所に住む友人が
さくらんぼの樹を見にやって来ました。
うちのさくらんぼは「佐藤錦」。1,000円ほどで購入して、小さな車に
積んで運べたくらいの細く小さな木でしたが、桜の成長率には物凄いものが
あり、3年ほどでかなりの大きさに育ち、実も良く成るようになりました。
ここまで成長率が高いとは思っても見なかったので、ほとんど仮植えの
つもりで置いた場所に今も植わっており、公園に面したさくらんぼの木は
ヒヨドリの格好の餌場となってます。
人間は下の方を少し摘むだけ。

友人が欲しいのは桜であり、さくらんぼでは無いのですが、成長率が
高いのは同じでしょうから、細い木から買っても構わないと思うと
答えました。ただし、植える場所を考えないと植え替えられなくなるよ。
ご主人は毛虫が付くの心配している様子。
天幕毛虫は葉の落ちたあとに天幕をみてみる事と、葉裏の卵を見付けたら
その葉や枝を落とす事、後はもう大発生したら仕方ないですからね〜。
鳥を呼ぶのも一つの手よんと言ってみました。

夕方近くは小さなお客人が2人、はす向かいに住む、小学2年のお兄ちゃん
と年中さんの妹さん。うちの息子と根気強く遊んでくれる優しい兄妹さんです。
夕方になるとデージーが閉じる話をすると閉じ掛かった花をじいっと見詰めて
いました。
「ねえ、もし閉じないのがあったら、怖くない?」
妹さんが訊ねて来ます。「・・・・・・怖いと思う。多分」真顔で答える私。

「ああっ虫!」
妹さんの声で指差した場所を見ると。甲虫のように緑に光る1cmも無い
何とも綺麗な姿が。それは蜘蛛でした。ハナグモでしょうが、これほど
綺麗なものをみるのは初めて。
掴んで花に戻すのを興味深げに子供達はみていました。

懐かしいな。昔はどの花を覗いてもハナグモがいたっけ。
そんな事を思い出していました。




管理人 焙煎 |午後からガーデン