すずの日記

2005年02月15日(火) 恐れていたこと

 あんなに早く帰らなくてもよかったね

カレシに電話でそう言われました。
たぶん、何の気なしに彼は言ったんだと思いますが、わたしはなんて説明すればわかってもらえるのかわかりませんでした。

 わたしには家庭があること。
 言い訳ができない時間までは家を空けられないこと。
 夫が常にわたしの居所を把握しようとすること。

もし夫に疑われるようなことになれば、二度とカレシと会うことなんてできなくなります。昨日お別れした時刻は、わたしにとってはとっても遅い時間だったのです。
カレシはわたしの言いたいことをちゃんと聞いて納得してくれました。

これでわかってくれたかな…
すずとつき合っていてもいつも時間を気にしたり、すずの携帯の着信を気にしたりしなきゃいけないこと。
お泊まりなんてできないし、もちろん旅行なんて無理だってこと。
たぶんカレシには身をもって体験してもらわないと理解できないことがいっぱいだと思います。
たとえ他に彼氏がいても独身の女の子とお付き合いするほうがやっぱりカレシにとっては幸せなんじゃないかな。こういうのはフェアじゃないと思うから。
…寂しいけど、そう思ったのでした。


来週、夫の出張が入っていたからその日に会えればゆっくりできそう…って思っていたけど、


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カレシに言ってなくてよかったです。


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