虚ろなる備忘録

3:理不尽な世界; 5:訪れるかな平穏; 7:すべてが虚ろになる;

2016年12月18日(日) 話し合いが上手くいった日。

−2:08

 ワイン、3杯目。酔っ払ってきたなぁ。ヴェルディナル・シラーっていう1,000円ちょっとの赤ワイン。スーパーに「三拍子どころか五拍子そろってるよ、お買い得だよ」みたいな広告紙が貼ってあって、それでちょっと買ってみちゃったんだよね。ワインの選び方なんて全くわからないものだから、そういう風に大きく広告されてるものを買おうかって思って。
 うん、でも、悪くないかも。一晩でほとんど飲み干せるくらい飲みやすくて。先ず渋みと酸味が少ない。赤ワインだけど、サラッと飲める。渋み、酸味は苦手なんだよね。でも、飲んだら飲んだで結構ドッシリ。いい風にドッシリ。僕的にはなんか、美味しいなって感じたワインだった。普段選んで飲んだワインは1本飲み干すのが取り敢えず苦痛だった。だから2本目のヴェルディナル・シラー。
 と言うものの、自分で買ったんじゃなくって、旦那が買ってきてくれた。臨時収入が入ったから、と聞いた。臨時収入の内容は、仕事の成績を認められたものだったそうな。と言っても、忘年会で配られる程度の努力賞みたいな金額で、ワイン買ったらなくなっちゃうっていうね。

 でも、この日僕は常日頃の旦那とのことで怒り心頭で、ワインじゃ釣れなかった。そもそもモノで釣られるつもりはなかった。ワインは確かに美味しいんだけれども。

 んう、でも、旦那は今日は話をちゃんと聞いてくれた。それは多分、こっちも行動で示したからなのかなと思う。本当はその行動は僕がしなきゃいけないものではないと思っている。僕と出会う前からの話で、僕は全く関与し得なかったから。でも、一緒になったら最後、僕に降りかかる理不尽な事案なら、僕達で解決しないといけないのはわかっているつもりで。結構お金もかかるし、大変な決断が必要だったけれど、その姿勢を見せたからいつもと同じような罵倒しあいの話し合いにはならなかったのか、も、しれない。


−23:48

 熱しやすく冷めやすい。それが私。私は私。なかなかそうとはっきり言えないけど。

 最近嵌っていた色々なものに対する興味が一気に失せた。大した意志も持たずに流れで始めたゲームと、それに関わる人間たちへの興味関心、今はもうない。今日の昼ぐらいまでは未だあったような気もするが。熱いうちは(今考えれば無駄に)並大抵じゃないエネルギィを使えるものの、今となってはもうゼロ。気力マイナス。自分の理想とはかけ離れていてな。もっと嫌味な言い方をすれば、自分の思い通りにいかなくて面白くなくてな。だからもういい。全ての(無駄な)努力をやめてしまって、また独りでできるものに全力で取り組むことにするよ。ワインの後に飲む水美味い。


 今日も掃除と料理、ガンバッタネ。


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