夫の怒り - 1987年01月22日(木) NB病院の放射線科部長先生は、結局何も見もせずに私をYM病院の耳鼻咽喉科に戻した。 私は仕方なく、またYM病院の耳鼻咽喉科へ行った。 YM病院の若い医師は「それでは、先日と同じ検査をしてみますので、帰りに予約を取っていってください。」と言った。 私は言われるがまま予約を取った。 夫は話を聞いて不満そうだった。 「一度してグレーとしか言えなかった同じ検査を、あんな痛い思いをする検査を、なぜもう一度するんだ?」 けれど、ほかにどうしろというのだろう。 2回目の検査の日がやってきた。 私が検査に出かけようとすると、たまたまお休みで家にいた夫がこう言った。 「検査には行くな。」 「え?だって予約が。。」 「いいんだ、もうあの病院には2度と行くな。」 夫の剣幕に私は病院に行くことを止めた。 病院から確認の電話が入ったが、申し訳ないが体調不良でまた改めて予約の取り直しをするとだけ答えて、電話を切った。 そして2度とYM病院には行かなかった。 ...
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