1人と1匹の日常
2006年04月07日(金)  介助犬がくれたもの/Legacy of A Service Dog
リンク仲間の、「ふたりあるき 介助犬ニコラスと一緒に」、ゆっきーさんとニッキー君から、こんなメールを頂きました。

>今日かよこさんの日記を覗いてみて…
「あ、この人にあの詩を読んでもらえたら」ってふと
思った訳です。

原題は「Legacy of A Service Dog」直訳すれば、
「ある介助犬が遺したもの」という詩。
(自分のサイトに掲載する時は「介助犬がくれたもの」と
いうタイトルにしました)


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Legacy of A Service Dog -Author Unknown
介助犬がくれたもの―作者不詳


I used to want to hide from view
I'd wish I was somebody else
With you my looks never mattered
Pretty soon I forgot them myself
人の目から隠れたかった私。
自分でない誰かになりたかった。
でも君といれば、自分の姿は気にならない。
そんなことはすぐに忘れてしまえた。

You gave me the courage to travel
You brought me out of my shell
Together we saw distant cities
Together we conquered them all
君が出かけていく勇気をくれた。
君が殻の中から連れ出してくれた。
一緒に遠い町々へも出かけた。
一緒なら、全ての町が私達のもの。

You were there in my darkest moments
You helped me to weather the pain
You helped me forgive the cruelty
And learn how to love, not blame
深い闇に沈んだ時も、君がそばにいてくれた。
痛みを耐え抜けるように助けてくれた。
ひどい仕打ちも許せるように助けてくれた。
そして教えてくれた、非難することより愛することを。

There were many moments of laughter
And many joys we shared
It broke my heart to let you go
When the vet said you should be spared
何度も笑いあった。
いくつもの喜びを分かちあった。
君を見送った時、私の心は悲しみに引き裂かれた。
もう楽にしてあげようと、獣医が言ったあの時。

No medals are given to service dogs
for taking away the fear
for giving us a brand new lease on life
a life of dignity and cheer
介助犬に勲章が与えられることはない。
恐れを取り去ってくれたことへ、
続いていく新しい人生、
尊厳と歓びある人生をくれたことへも。

I now have friends, a purpose in life
and confidence in myself
That's the legacy you leave behind, old friend
As a tribute to yourself
けれど、今の私には友人達があり、生きる目的がある。
そして、私自身を信じることが出来る。
懐かしい友よ、それは君が私に遺してくれたもの。
それこそが、君の素晴らしい仕事の証、君へ捧げられるもの。

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原文はここ。
http://www.iaadp.org/partnership.html

作者は不詳で、日本語訳は、ゆっきーさん。

ゆっきーさんとニッキー君のHPは、こちら。
http://blackdog.whitesnow.jp/servicedog_nicky/
「介助犬がくれたもの/Legacy of A Service Dog」
http://blackdog.whitesnow.jp/servicedog_nicky/legacy.htm

私は、この詩を読んで、りんくうと1人と1匹で、一緒に乗り越えてきて、わからないことは人に聞いたり、勉強したり、介助犬りんくうとの暮らしは、ただ与えられるだけではなくて、だからこその、教えられたこと、学んだこと、感じたことがあるんだろうなぁと、思いました。

ほんとは、もっと早くに日記に書きたかったのだけど・・・、遅くなってごめんなさい。。。
ゆっきーさん、転載を許可下さって、ありがとうです♪
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