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こちらでは、龍先生から届く便りを掲載致しております。

2009年04月12日(日) 光と影

「ホワイトアウト」という現象をご存知でしょうか。

冬の雪山や南極・北極といった場所では、雪が降っている際、その雪に対して太陽光が白色に乱反射する事で、周りが光りそのものになってしまう。
雪が降っておらず視界は良好な時でも、積もった雪表面や雲に対して太陽の光が乱反射する事で、あたり一面が真っ白に見えてしまう現象がございます。

そのような状態になると、雪と雲が一続きに見える錯覚が起こり、太陽がどこにあるのか分からなくなって、空と地の識別が困難になる。
また、光が乱反射する事で物や周りの”影”が無くなる為に、距離感や方向がつかめなくなり、自分がどこにいるのか、どの方角に向かっているのかが分からなくなってしまうそうです。


さて、人間が生活していく上では光がないと生きていけません。日の光に照らされ、夜は電気がなければ物が見えません。
しかし光ばかりになっても物は見えず、一緒に影がある事によって物を見たり、距離や方向・方角を知る事ができます。

私達の人生においても、光は幸せや良い事を表し、影は不幸や悪い事といった認識がございます。そして幸せや良い出来事を求め、不幸や悪い事を嫌い、遠ざける傾向もございます。
しかし幸せの中だけにいる・・・。例えば、恋人とラブラブであったり、仕事が順調でお金もたくさん稼いで・・・といった状態がずっと続くと、人というのは周りが見えなくなったり、自分を見失いがちになってしまう事も言えます。

今までの便りの中でも、「福の神と貧乏神」、「塞翁が馬」などをご紹介したように、幸も不幸も表裏一体、良い事もあれば悪い事もございます。
そして人生においても、悪い出来事・影の部分があるからこそ、人というのは自分を見つめ直し、次に繋げて行けるキッカケになる面もあります。

当サイトにご相談を頂くという事は、今、何かしらの悩みを抱えられている方がほとんどかと思いますが、上記のように考えると人生における影の出来事も、光を見る為にとても大切な要素である事に気づいて頂けるのではないでしょうか。



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