今回は、「嘘」と「自分を偽る」という宿についてお伝え致します。
誰しも、嘘の1つや2つはついた事がある事でしょう。「嘘も方便」という言葉があるように、状況を取り繕ったり、相手を無意味に傷つけない為につく嘘は、普段の生活やその場の空気を読む為にもよくある事かと思います。
しかし「嘘」と言えば、やはり人を騙したり欺く認識が強くあり、この宿をお持ちの方については、上記のような状況以外にも、例えば、意味のない事にも嘘をついたり、嘘を嘘で固めてしまう傾向がございます。
やはり誰しも嘘はつかれたくないものですので、嘘で作った虚像に人はついて来ず、そういった事をしていれば、最終的に自然と人は離れて行きますし、自分で自分の首を絞める形にもなる。 自分も嘘をつかれる事にも繋がりますので、そのような悪い連鎖を作ってしまわない為にも、相手の立場や気持ちを考えて自分を律し、心を心を強くお持ちになって頂きたい面がございます。
ちなみに、相手が嘘つきかどうかを見る方法として、その人の話をよく聞いていると、内容に矛盾が見えて来ます。 そういった事が多い人は注意が必要ですし、もし自分が「よく嘘をつかれて騙される」と感じるならば、相手の話によく耳を傾ける事を意識してみて下さい。
さて、「自分を偽る」という宿に関して。 上記では、人を偽る事についてお伝えしましたが、自分自身に嘘をついて偽ってしまう宿をお持ちの方がいらっしゃいます。
例えば、お金を持っていないのにお金持ちのふりをしたり、みんなに好かれようとしていい人を演じるなど、自分を偽って大きく見せたり、周りの印象を良くしようとする・・・といった傾向が強くございます。 やはりそういった事を続けていれば、自分で自分の首を絞めて苦しくなるのは、「嘘」の宿にも通じる面があり、いつかは無理が生じてしまうものです。
そして、ご自身にとって本当に大切な人や物事との出会いというのは、自分を偽る事無くさらけ出してこそ訪れるものであり、相手も認めてくれる部分があると言えます。 この宿をお持ちの方以外にも、自分を偽ったり自分を演じる事で、苦しみや疲れを経験した事がある人も多いかと思いますが、無理に頑張ったり我慢し過ぎてしまわずに・・・。 良い意味で自分を出せるよう、自然体な心で臨んで頂けたなら幸いです。
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