誰もが知っている、国民的なアニメと言っても過言ではない「アンパンマン」ですが、今年の夏ごろに、世界で一番キャラクターが多いアニメとして、ギネスに認定されたという番組を見ました。 その放送の中で、作者でもあり歌を作詞された、やなせたかしさんがインタビューを受けていましたが、アンパンマンの歌の歌詞には、子供たちに向けての、とても大きなメッセージが込められている事をお話していました。 「何が君の幸せ 何をして喜ぶ わからないまま終わる そんなのは嫌だ」 皆さんも、よく耳にした事がある歌い出しの部分かと思いますが、楽しいメロディーと一緒だと気づきにくいものの、改めて読み返してみると、人生において何をする事が自分の幸せなのか。何をする事に喜びを感じるのか。それが分からないまま日々を過ごしている方は、意外と多くいるのではないでしょうか。 また、普段耳にする歌詞は、実はアンパンマンの歌の2番で、1番の歌い出しは、同じメロディーで下記のような歌詞となります。 「何の為に生まれて 何をして生きるのか 答えられないなんて そんなのは嫌だ」 こちらも、非常に大きな意味を持っていて、私為は何の為に生まれ、何をして生きるのか・・・。大人になった方でも、それが答えられない方はいらっしゃるものでしょう。 やなせさんは、子供の頃からそういった部分に目を向ける事で、自分が何をしたいのか、何をすればいいのかが分からないままになってしまわないように。しっかりと生きる喜びを感じて欲しい。というメッセージを込めて・・・、という事をお話されていました。 「子供に向けて」というメッセージではありますが、私達大人にとっても深く考えさせられる事なのではないでしょうか。 皆様自身においても自分にとっての幸せは何なのか。何をする事に生きがいや喜びを感じるのか。何の為に生まれ、何をして生きるのか。しっかりと自分自身の目標を持って、人生を歩んで頂く事に繋がれば幸いです。 追伸 この歌の歌詞には、さらに深い意味が込められているのですが、その内容は、また次回の便りにてお伝えさせて頂きます。
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