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2005年11月06日(日) 来ないと思った

相棒からのメール。
なんか、今日は来ないだろうなー、と思ってた。
試合見に行って、最近は離れて見ていることが多くて、
そしてあっさり帰っていった。
私はまだこの漠然とした凹みというか落ち込みを持て余していて、
どこかぎこちないような気がして、
なのに離れているっていうことにも不満を持ってしまう、みたいな。
帰る時も手を振らなかったりした。
一緒にいた友達に
「もー、2人はあっさりしてるんだから」
と言われた。
彼女的にはいつものこと、みたいな言い方だったのに、
私は、ああ、こういうのへンなんだ、と受け取ってしまった。
なんか思考がマイナスだ。らしくなく。

相棒が帰った後、私は他の友達とごはんを食べて、
なんの話だったかお見合いがどうのこうのという話になり、
私がしてみたいなー、みたいなことを言ったら
(なんか人生経験としてしてみたかったんだよね、一度くらい。
でも誰も持ってきてくれなかったんだよな。。。 爆)

「えー、○○君、泣いちゃうよー」
「泣かない、泣かない」

とか軽口を叩いていたら、その内のひとりが言った。


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彼女にしたらすごくさらっと言った言葉。
私よりもずっと前から相棒のことを知っている彼女は、
相棒のことをとても信頼してくれているというか、
彼女の中にきっちりした像があって、
多分、弟のように思ってくれている。

会話の流れの中の言葉だったので、
他の言葉に紛れて私もその言葉に対してことさら反応はしなかったけど、
そう言ってもらったことは嬉しかった。
私にとっても大事な友人のひとりである彼女に、
そういうふうに言ってもらえたことが。
なんの意図もなく、
会話の中のひとつとしてさらりと言ってもらったことが、
逆に本当にそう思ってくれているのだと感じられたし。

そして、その相棒の気持ちを疑っているわけじゃない。
そうじゃないのに、彼女のその言葉でもまだ完全に浮上できない。
ほんとになんでなんだろう。

みんなと別れて家に戻って、
きっと相棒から今日はメールが来ないだろうなと思ってた。
あんまりあっさり別れたし、どこか、なにか感じているかも、と。
そして案の定来なかった。
翌朝早かった私はいつもより早く携帯の電源を切った。
眠りにつく前に何度かスイッチを入れてみようかと思ったけど、
結局止めて、長いことかかって寝付いた。

なのに、今朝、起きて、携帯のスイッチを入れて、
しばらくしたら相棒からの夕べのメールが届いた。
私が電源を切ってから10分後位の時刻が表示されてた。
いつも通りの、メール。
出さなかったのは私の方だ。

なにかに怒っているわけでも、なにかが不満なわけでもない。
なのに、なんでわたしはまだ抜け出せずにいるんだろう。
深刻じゃないのだ。
悩んでいるというほどでもない。
でも、どこかで、ちょっとしたところが欠けている。落ちている。
そしてそれは多分、私だけの問題。
私の中の問題。


樹 |MAIL
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