極彩色、無色
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2005年05月29日(日) 甘えていると言われても

正直、今の生活でいっぱいいっぱいです。

そりゃ至らない部分のほうが多い。

文句も多々あるだろう。

でも、それを私に言うのか?


免許を無事に取った。

必要な買い物も自分で行ける。

その分、料理もほんの少しだけ前よりマシになったはず。

それだけで、私は満足していた。

十分頑張ったと自分を褒めてやりたい気満々だった。

どうやら、それだけではいけないらしい。


いつの間にかもう4ヶ月が経っていて、

洗濯も料理も前より慣れてきた。

だからといって、負担が軽くなるわけではなく、

むしろ前より親父は手伝わなくなった。

前は洗濯物を洗濯機に入れて回すまではやってた。といっても、ボタンを押すだけだけど

私は朝起きて、洗濯機を開けて洗濯物を干す係。

それが、今では靴下床放置。洗濯物は籠の中。

以前、私が食後の洗い物を渋っていたら、

『洗い物はそれ程嫌いじゃないから』

と言って、洗い物は分担してやってくれると言った。

自分から言ったのに、1週間ともたなかった。

昨日から、私も洗い物を放置しておいてるのに、

朝起きてもそのまま。

無言の抗議は却下されたらしい。

仕方なく、朝一で片付けている。



誰に言われなくても、解ってるのだ。頭では。

何度も何度も言い聞かせる。

親父は仕事があって、大変で。

でも私は仕事があるわけでも、学校に行かなきゃいけないわけでもないから。

家事をやるのは当然で、むしろもっと頑張らなきゃいけないんだ、と。

でも、たまには私だって誰かの手作り料理を食べたいです。

一日家事のことを一切考えないで遊んでいたい。

友達と遊んでても夕方になったら直帰するなんて、つまんない。

私は親父に不満を言ったことはあったっけ?

言っても無駄だと思うし、言ったところで口じゃ敵わないのもわかってるけど。

でも、言ったことはないよ。

我慢してるし、堪えてるんだ。

それなのに、

『昼間家で何してるんだ? 家にばっかりいないで、仕事でも探したらどうだ』

それを言うのか。

反論はできない。正論だ。

でも、この現状で私に仕事をしろと言うのか。

この、今でもいっぱいいっぱいで爆発しそうな私に。

体力的なものでなく、精神的に。

私に、これ以上を望むのか。

人の気持ちも感情も、わからなくて当然。

でも、何もしてないから余裕だろうとか、平気そうに見えるから見たまんまなんだろうとか、そういう憶測はやめてください。

笑ってるからって本気で楽しいと思うのか?

生きてるだけでいっぱいいっぱいの状況もあるんだ。

ずっとそうだとは言わない。

けど、そういう時もあるんだ。

私はそんなに強くない。

自分だってやせ我慢してるくせに、私が平気だと思うのか。

言えないだけで、言わないわけじゃない。

言わないだけで、思わないわけじゃない。





私は家事をしなくて済むし、親父は寂しさも紛れるかもしれない。
これなら親父の言う通り、私だって就職も考えられる。
一石二鳥だ!!
しかし相手なんて見つからないんだろうなぁ。


そういえば前回書いた夏物のスーツ
無事に発見されました。
浴衣を預けていたクリーニング店から後日電話があり、
スーツも預かってました、とのこと。
ずいぶん前のことだからすっかり忘れてましたとさ。
なにはともあれ、見つかってよかった。


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ヒス |MAIL

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