読書記録

2025年04月26日(土) いのちの波止場 / 南 杏子



 診療所の看護師・麻世は、能登半島の穴水にある「能登さとうみ病院」の緩和ケア病棟の看護実習で、「ターミナルケア」について学ぶ。震災前の能登半島の美しい風景とともに、様々な旅立ちを綴る長編小説。



 
 第一章
キリシマツツジの赤

 第二章
海女のお日様

 第三章
親父のつゆ

 第四章
キリコの別れ

 第五章
内浦の凪


第五章では恩師の仙川医師を看取る

いずれもガン末期の患者

看取病院ならでは患者の意向に沿った治療

ガンでなくても延命治療を望まない患者のために ただただ穏やかな看取りをしてくれる医療者が増えてほしい




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