後輩Kとの電話を切った直後の、夜中の11時半に電話が入った。 何故だか一瞬、ママリンからだと思った。 だけど・・・ やっぱり元彼からだった。
「ダメだったよ・・・。」 「そっかぁ。ありがとね、その気持ちだけで嬉しいよ。」 甲子園のチケット、当たらなかったらしい。 そっかぁ・・・でも私は、その方が良かったかもって思ってる。 今でも彼のこと好きだし、阪神好きだし、甲子園にだって行ってみたい。 でもね、一緒に行く相手、間違ってるよ・・・お互いネ。 誘ってくれたこと、本当に本当に嬉しかったんだよ。 私のことを、まだ気遣ってくれてるんだって思ってさ。 本当にありがとう。
昨日とは、打って変わって凹んでいる彼。 「ごめんね。今度は、当たってから連絡するよ。」 「うん、ありがとね。その気持ちだけで嬉しいよ。」 ・・・同じ言葉ばかり言う私。でも、本当にそう思うんだモン。
すぐに電話を切るのは忍びないと思うくらい、テンションの低い彼。 声も、すごく小さい。 なので、野球の話を少しする。 本当は私、早く電話を切って、新しい彼氏候補たちにメールを送りたかったんだけど、 こんな彼をほおっておくの、少し怖かったんだよね。 ホント、どうしようもない弟くんだワ。
さすがに今日は、30分ほどで電話を切った。(よしよしエライよ!)
東京出張から帰ってきたばかりの彼。 今日の昼間はOFFだったハズなんだけど、やっぱり体力が弱ってるみたい。 なんたって、現代医学では完治の難しいと言われてる、難病にかかってるらしいからね。 健常人とくらべると、5年後のガンの発症率が、バカほど高いらしい。 躁鬱病も持ってるし、私が強気に出られない原因の一つかもしれないナ。
ごめんね。お姉ちゃん、結婚がしたいんだよね。 いつまでも、あんたの面倒、見られないよ。 見ることは出来ないんだよ。 そこんとこ、わかっといて欲しいナ。 ふふふ・・・血の繋がった、じつの弟の方が自立してるよ。 少しずつでいいから、自分の奥さんのところに帰りなさいネ。
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