映画のお話
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本当に、おすぎサンは一生分泣いたのか?
上映当時に、おすぎサン確か言ってたと。
主演男優はエイドリアン・ブロディ 2002年 フランス・ドイツ・ポーランド・イギリスの合作映画で ウワディスワス・シュピルマンの体験記である。
原作は1944年に「ある都市の死」のタイトルでポーランドで刊行されるけれど主人公を救ったのが 旧ドイツ人で敵国という事で好ましくないとの事で絶版になる。
1960年に復刊するけれどポーランド政府の妨害があってまた、絶版。
やっと1999年にイギリスから英訳本が出て今に至る。 日本では2000年に春秋社から映画公開もかねて「戦場のピアニスト」というタイトルで刊行される。
ユダヤ人はどうして迫害されるのか何時も疑問に思う事で 調べるのだけど色んな説があって、どれが真実なのか? 元を辿ればキリストの話からの説もあるし、ドイツが第1次戦争に負けたのはユダヤ人が裏切ったせいだとも…。 ヒトラー自身がユダヤの血が入っているので絶滅させてはならない 絶滅を続けていく…と発してしたとか。
しかしこの映画の主人公はラッキーが続いて生き延びた感じが大きい。 家族全員と収容所に入るはずが一人だけ助けられるし、何時も誰かに助けられる。 有名なピアニストという事もあっての事だとは思うけれど 最後の最後は敵国のドイツ人に。
食べる物がなくどんどん痩せこけて 肝臓を悪くして黄疸が出るまでになっても生き抜いていく。
泣く映画ではないと途中で思ったのは、確かにドイツ兵の残虐さは酷いと思う。 けれどそれでは泣く理由にならないし、自分の親も戦争を経験していて 食べるものがなく後数日まだ戦争が続いていたら生きてはいなかったと聞いているので 映画からは実体験より上のモノ…可愛そうで泣けるという感情は出てこなかったし感動もなかった。
主人公を助けたドイツ兵の事が気になった。こちらの方が気になって、主人公が何もできなかったのかと苛立ってしまった。 捕まっているのはちょっと考えたら分かるはずではなかったのだろうか。
しかし改めて、どうしてヤダヤ人は迫害されるのかの疑問が大きくなった方が大きい。
手塚治氏の漫画にその事を描いてあるのがあるそうなので探して読んでみたい。 それと本も。 映画では描ききれない部分がきっとあると思う。
今日は高校生クイズ頭脳No1を決めるという番組があって「開成高校」が良い所まで残ったけど 優勝はまた、できず(残念)番組のCMで小田さんが出てくるので観てるのかな?と思ったり。 岸正之さんも開成高校、応援してらしたのかな?
ちなみに灘校が早くに姿を消して残念無念でした。
日付が変ってしまったけれど、「寒いー!」にならずに良かった(笑) ちょっと日記らしい?かも?
月日じゃないし^^;
あーる
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