2011年06月15日(水) |
『コラテラル』コメンタリーバージョン 『ナチュラル』 |
『コラテラル』
本編と監督コメンタリーバージョン、メイキング等を見る。
監督の撮影方法の解説、トム・クルーズの格闘シーン、
銃撃シーンの練習の模様など興味深く見る。
『ナチュラル』The Natural 1984年 バレー・レヴィンソン監督
ぶっちゃけの第一印象は、この物語の天才野球選手のロイを演じるには
あまりにもロバート・レッドフォードはオッサン過ぎるということ。
作品的には、物語の芯がどこにあるのかイマイチよくわからない。
物語を貫く登場人物の欲求が何なのか、ぼやけている。
あるように見えても表面的で薄く、ドラマの深さを感じない。
葛藤を生む対象が取って貼り付けたような有り方だと思う。
キャラクターを深く表現するツールになっていない。
ラストは説明的にバタバタ収束させた感じで鼻白む。
息子の存在を知る、ベタなオチだが、ベタだけにもっと感動的な
運び方が出来たのではないかと思うと、もったいない。
野球に興味があったら多少はひいき目に見られたのかもしれない。
ツカミ ロイ、女に拳銃で撃たれる?
ポイント1 16年後、ニューヨーク・ナイツにロイ入団する?
Mポイント ロイ、判事から(八百長を示唆した?)給料の上乗せを提示される?
ポイント2 ロイ、優勝が迫った前夜に倒れ入院する?
エンディング ロイ、痛みに耐え試合に出場してホームランを打つ。 観客席にアイリスとロイとの間に生まれた息子の姿。
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