昼の日差しが差し込む中、いつの間にかうたた寝をしていた。夢を見た。それはちょっと悲しい夢。ケンジが女の人と親しげに話をしていた。私が一生懸命話し掛けても応えてくれないのが悲しくて私はその場から立ち去った。雨の中、一人寂しく歩いていてもケンジは迎えに来てくれなかった。いくら待っても…。そこで夢は終わった。ケンジにその話しをしたら笑っていた。そんなことあるわけないって。もしもそんなことがあっても必ず迎えにきてくれると言ってくれて、なんだか安心してしまった。