−美翔's Diary−
2014年05月14日(水)
凛:子宮蓄膿症発症〜完治まで2
2014年05月14日(水) 23時03分06秒
手術翌日。
朝、獣医さんが電話で凛の様子を報告してくれた。
"凛ちゃんの様子ですが、お水を口に含ませると吐き出さずに飲みましたよ"と。
本当に、嬉しかった。
午前の診察時間に、凛に逢いに病院へ。
昨日よりも意識がはっきりしていて、ほんの少し上体を動かす頻度が増えていた。
呼吸音も、幾分か落ち着いて来たような気もする。
あと、両のててとあんよに力を入れて立ち上がろうとしてるんだけど、上手く踏ん張る事が出来なくて…バタバタと動かしてみたり。
獣医さん曰く、ずっと食欲が無かった為に栄養不足で体力が劇的に落ちているから、力が入らないんだろうと…。その栄養を点滴で補っていると。
今日になってお水を口に含ませたら吐かずにちゃんと飲んでいる、あとは数日中に体力が回復して、身体に残っている菌を排除出来れば…という話だった。
暫く凛に声を掛けつつ撫でながら、様子を見たあとお昼前に一旦帰宅。
午後の診療時間17時を過ぎてから、もう1度凛に逢いに。
午前中に様子を見に来た時よりも、上体やててとあんよを一生懸命に動かしていた。
…で、凛の様子を見てる時に先生が、
"凛ちゃん、まだ自力では食べる事が出来ませんが、流動食を舌につけてあげるとちゃんとペロペロしますし、栄養価の高いフードをお口の奥に入れてあげると飲み込んでいますよ"
"暫く様子を見ていても吐き戻す様子もないので"…と云いながら、目の前でフードの粒を口の奥に入れる様子を見せてくれた。
凛はちゃんとフードをゴックンして、お口をペロペロ。
"まだ安心は出来ませんが、このまま食べてくれるようであれば胃と腸から栄養を吸収出来るので体力の回復にも繋がります"…とのこと。
…で、"どうですか、この様子だと急変する事もないでしょうし、一旦自宅に連れ帰って様子を見てみますか…?勿論、このまま入院でも問題はありませんが…"と、思ってもみなかった言葉が。
"点滴は明日1日受けなくても大丈夫なように処置をしてありますから"と。
嬉しかったのと同時に…正直、不安もあった。自宅に連れて帰ったところで万が一、急変したら…と。
でも、明日は休診日で丸1日逢いに来れないし、逢えない間に何かあったら…もしもの時は傍についていてあげたい。
それに、凛もおうちに帰りたいんじゃないかな…って。
決まった時間毎に決まった量のお水を飲ませる事・今日はフードを充分食べさせてあるので無理に与えなくて良い・お薬も投与済み等々のお話を含め、自宅で出来るケアを教えて頂いて。
"もしも何かあったら電話を"との言葉も頂けたので、意を決して連れて帰る事にした。
明日1日自宅で様子を見て、明後日連れて行って診察をして貰って、容態が安定していれば通院治療、そうでなければもう1度入院…という事になった。
今、凛たんは美翔の隣で眠ってる。
目が覚めたら凛と桜の寝息や呼吸のリズムを確認するのがいつもの日課だったけど…凛の寝息が聞こえる事、お腹が動いている事が、こんなにも嬉しくて幸せな事だったなんて。
細くて小さな腕に留置針が刺さったままなのが痛々しいけど、寝息も、呼吸の音も、呼吸のリズムに合わせて動くお腹も、今のところ落ち着いている感じ。
トイレに行けないから、身体の下に敷いてあるシートにそのままだけど…おちっこもちゃんと出てる。
お水もね、帰宅後数時間は針の無い注射器で口に注入してたんだけど、自分で飲みたい素振りを見せたからスプーンで掬って目の前に出してみたら…ペロペロと飲んでくれた。
小さな小さな身体で、一生懸命"生きよう"と頑張ってくれている。
うん。美翔も看病頑張るぞー!
おうちに帰って来た事が、凛たんの身体にとって良い方向に進むといいな☆゛
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