週末は半端なく疲れた。 飲みすぎただけだけど。
皆に酔っ払った件について謝り。 彼にも謝った。 彼は少し笑って、 さりげなくあたしの身体に触れて去っていった。
なんだかホッとした。 触られたところが あったかくなった気がした。
その後、ちょっと書類関係で彼から呼び出されて ドアは開いてたけどふたりきりだった。
少し緊張した。
別に何も特別な事言わなかったし、 あたしも話さなかったけど。
付き合いたいとか思うよ。 好きだもん。 恋愛感情じゃないって思っても、 もうだんだん気持ち隠せなくなってきてる。
だけど何かしらのアクション起こすには、 まだ早いような気がする。
少しずつでいいから、 あたしのほうを見て。
ゆっくり待ってる時間の余裕はない。 多数の女の子が居る空間。 仕事柄同業の世界にも行くし、 その他の交友関係が自分の意志とは別に増えていく。
彼が仮にあたしを好きでいてくれていても、 あたしが常にその位置に居られるとは限らない。
不安。
今はそれだけが残る。
彼を好きでいていいのかな。 他に目を向けたほうが、幸せの近道だったりしないかな。
答えなんて出ないってわかってる。
「好き」の気持ちが、 あたしの生活の糧になるのなら。 もっと頑張ろうと思えるようになるのなら。 あたしはずっと片思いでもいい。
だけどどうしても人は欲張りになるはずだから。 いつまでも戯言を言ってるわけにはいかない。
何を考えても、 あたしは今独りよがりのふわふわしたままの気持ちで、 生きていく事になるんだろうな。
たまに幸せを感じながら。 たくさんの不安を覚えながら。
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