My life as a cat DiaryINDEX|past|will
フランスに来てから覚えたいつものおやつ。余ったバゲットの切れ端にいつも冷蔵庫にあるゲランドの粗塩がごろりと入った冷たいバターとショコラ・ノワールを乗せるだけ。いつもこういうバターとショコラが冷蔵庫にあるってのは、フランスだからできる贅沢。その代わり、いつも美味しい豆腐が冷蔵庫にあるという贅沢は諦める。起きてる時は目を離せないチコ・マロ(スペイン語で"やんちゃボーイ"を愛をこめてこう呼んでる)のロクちゃんが昼寝すると、心底ほっとする。どっしり腰をおろして味わうカフェとおやつのなんと有り難いことか。2歳というのは半分悪魔で半分天使みたいなコロコロ違う顔があらわれる。天使の顔で、キッチンで洗ったお皿を拭いてくれてたと思えば、次の瞬間バルコニーから全部おもちゃを庭に投げてる。わたしはどんな顔でこの子に接していけばいいのかわからない。天使の顔に大好きよ、大好きよ、とキスをして、悪魔の顔になんでそんなことしたの!と怒る。子供の見せる顔につられて、同じ顔をする親でいいのだろうか。怒らないことが正しいとは思わないけど、かといって怒ることがいいことだとも思えない。ちゃんと叱りなさいというけど、難しい。
Michelina
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