大切なもの、切り捨てるもの - 2006年06月09日(金) 今年ももう早いもので。あっという間に半年が過ぎ、6月。 梅雨でジメジメするこの季節なのに、ジューンブライドとかで(あたしはブライダル業界の陰謀だとしか思えない笑)結婚の話題が多い。 今日、月名とテレビを見ていての何気ない会話。 「ねぇ、月名ぁ」 「ん?」 「あたし、結婚したいわ。」 「相手いないじゃん笑。」 「え、月名がいるじゃん☆もらってよぉ!」 「もらわないよ、いらないもん。」 めちゃくちゃ、ショックだった。イラナイ、って言った。 これは、ただのきっかけだったに過ぎない。ホントはあたし、ずいぶん前から気づいてたもん。 あたし、月名に必要とされてない。愛されてない。 そう考えたら、全部納得いくんだもん。スキンシップがないのも、言葉がきついのも。 彼女の中では、あたしはただのトモダチなんだ。 会話の後、黙りこくってしまったあたしに月名は言った。 「もう、お前最近怒りすぎ。楽しくしよーよ。」 バーカ、あんたが暗くしてんじゃん。ホントにあたしのコトわかってないね。 でも。その気持ちは、伝えなかった。 「ううん、怒るとこないやん、ボーっとしてただけやよ。」 笑ってそう言った。作り笑顔が上手くなった、なぁ。 ...
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