人事関連の書類を受け取りに、娘同伴で職場訪問しました。 一年席を空けていると、なんだか待遇も気分もすっかりお客様。 娘は見慣れない景色に、すっかり硬直。 そんな娘に初めて会った先輩が、 「まぁ、お人形さんみたい〜」
・・・お人形・・・?
母、一瞬思考停止。 とっさに巧い切り返しが出来ませんでした。 あまりに予想外のコメントだったので。 だって、ウチの娘はお世辞にも、リ○ちゃんやバー○ーちゃんとは 似ても似つかぬ容姿。 たとえるならば、二足歩行のできる子豚ちゃんなのに。 その娘をつかまえて、何故に『人形』?
帰る道すがら、悶々と考えていたのですが、ハタと合点がいきました。 人形にもイロイロあるではないですか。 日本人形も『お人形』。 キューピーちゃんも『お人形』。 ペコちゃんだって『お人形』。 人形=美形ではないのですよ。 おまけに、娘は硬直してたので、よけいに人形ちっくだったのかも。
でも、『お人形みたい』はよく出来た言葉かもしれないですね。 言われて、気を悪くする親はまずいないでしょう。 そして、どんな『お人形』を意味して言われたにせよ、 都合の良い『お人形』を思い浮かべて納得する訳ですよ。
まぁ、ウチの娘くらい一般的な『お人形』からかけ離れてると、 ちょっとびっくりしてしまいますが。
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