歯医者さんが一生懸命残そうとして奮闘してくれたものの、 結局奥歯を抜くコトになってしまいました。 春に親知らずを抜いてから、今年二度目の抜歯。 親知らずの時は、麻酔をかけて、 グッ、ゴキッ、ゴキゴキッて感じで、あっさりと抜けたので、 今回もそんなもんだろ〜、と思ってたのですが。
麻酔をかけて。 しばらく時間をおいてから抜歯開始。 グッ、ゴキッ・・・「あれ、あれ・・・?」 歯医者さんのつぶやき。 やがて何度かのグッ、ゴキッ、の後、チュイーンと歯を削りだし。 さらにグッ、ゴキッ、を繰り返すも終わる気配なし。 そのうちに、麻酔が切れたのか、ものすごく痛くなってきたので、 我慢出来ずに「痛いです〜」と泣きつくと、更に麻酔を追加。 「歯が物凄くもろくなってるから、 抜こうと引っ張ると割れちゃうんですよねぇ。 削りだしながら抜いていきますんで、もう少し頑張って下さい」 そうだよな・・・虫歯あるのわかってて、ずっと放置してたから・・・。 それから更に何度も引っ張って、削って。それでも抜けず。 そろそろ三度目の麻酔追加か、と思われた頃、
スポ。
拍子抜けするくらい、あっさりと抜けました。
さようなら、私の奥歯。 二十数年間、がんばって働いてくれたのに、大事にしてあげられなくて、 ごめんね。 何だかんだと理由をくっつけて逃げずに、早く受診していれば、 失わずにすんだかもしれない、と思うと、今更だけれど後悔しきり。 せめて、これからは残っている歯たちを大切にしていかねば。
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