月のしずく・星の欠片
春妃。
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天から血へ
昨夜は一睡も出来なかった。
楽しい気分を 一気に落としてくれたのは
わたしを保証人にして作った義兄の借金。
彼はいけもしゃあしゃあと言った。
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わたしは住民税だって払えなくて、
延滞金が付いてしまうくらいの生活をしているのに。
信販からのローンの返済が止まってしまうのだって
1回や2回どころではない。
毎日取立て屋さんに怯えているのに・・・。
このリングは、そんな生活に貧窮しているわたしに
彼がそっと寄り添うように贈って下さった
大事な宝物。
無意識に唇を噛んでしまい、
鉄の味で我に返った。
そう、とにかく返せるものから返さなくちゃ。
これが義兄の為だと思うと悔しい。
2007年12月25日(火)
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