ESCAPE
DiaryINDEXpastwill


2007年10月01日(月) 父親というひと


珍しく、今日は父親と2度ほど電話で話した。
実家に帰っても、自分からは絶対話しかけることはない。
向こうも私に話しかけることはない。
そういう関係。

だから電話なんてめったにかかってこない。
今日の電話も、なんてことはない、
iPodの使い方を教えてくれという内容だった。

事務的に質問に答えていくだけの会話。
それでも私は終始機嫌が悪かった。

目の前でご飯を食べていた彼に言わせれば、
よくそんなに一瞬で機嫌悪くなれるね、というくらい
一気に私の顔は険しくなり、口調は厳しくなったらしい。

私の父親は、私の彼と10歳も違わない。
私とも、10歳とちょっと違うだけ。
勿論生物学上の父親ではない。
でも別に、私が父親を嫌いな理由は歳の差ではない。

嫌いな理由・・・
書くと余計にイライラするのでやめておく。
うまく言葉にできない気がするし。









その2回の電話ですっかり機嫌が悪くなってしまった私。
それを彼になだめてもらおうと思ったのが間違いだったのかもしれない。

彼はもうすやすやと眠ってしまった。

そんなもんで私は、平日には飲まないお酒を飲みながら
こうやってキーボードを打っている。

彼は眠る前、一人になりたくないから眠らないでという私を
なんだかよくわからない言葉で(たぶんもう既に半分寝ていたのだと思う)怒った。
私にとって彼に怒られるのが一番こわいことなのだ。

自分の問題なのだから自分でなんとかしないと
そう思うのと同時に、
満たされない
そういう思いも生じてしまう。

私ももう眠ろう。
朝になれば、昨日の夜の晴れない気持ちなんて
きっと忘れているはずなのだから。


いむの |MAIL

My追加