眼鏡越し
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2002年09月27日(金) お酒を飲んだ帰りはひとりで歩いて帰りたい。

ほろ酔いでゆっくり歩いていろいろ思うのが好きなのです。

本当になにか思うとき、
 
部屋にいて音楽や本があるとそれに感化されてしまう。

なにか思うということに没頭したいんです。



だから今夜もあえてアパートから少し離れた所に降ろしてもらった。



 



未来が見えないものに対して

いま私が発言したからってどうにもならないし

それは無駄な事なんじゃないか、

言わない方がいいってこともある。

・・・と思って黙っていたら

ここ数日の苦しいこと苦しいこと。



 





例えるなら

すごく行きたかったライブに思いがけず誘われて

でもその日には別の用事がある。

「そのライブには行けない」

「前からすごく行きたかったけど、
 
 残念ながら用事があってどうしても行けない」

どっちも結局はライブには行けないっていう同じ返事。

私は前者の発言をした。



  



つまり「私はライブにすごく行きたかった」という部分が

相手に伝わってないってこと。

それをアピールしたところで、何も産まれないと思ってしまうのが

多分わたしのわるいとこなんだなぁ、と思う。

実際、いま自分が苦しい。



  



これって相手も苦しいのかなぁ。

もしそうなら、悪いことをした。





いまさら謝ることもできないけれど。

でも笑ってる顔を見るのはうれしい。

それを伝えられないのはすこし寂しい。

いかんいかん、これじゃあ堂堂巡りだ・・



 



なんていうことを思いながら夜道をあるく

ほろ酔いの夜。


ゆり |MAIL

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