はじめての日記 はじまりの日記
わくわく どきどき
はじめてってなんだか素敵。 素敵なはじまりって、とてもスキ。
いつからか、はじまりが辛くて苦しくて、でもはじまってしまう。受け入れるしかないのに、拒絶し続けた。そんな風にしか過ごせなくなっていった。素敵なはじまりを迎えられない自分は嫌い。でも、どうしようもなかった。
そんな自分をぼんやり考えながらシャワーを浴びてたら、泡が飛んできてお鼻のてっぺんに上手に乗った。
わ、やったなー!! 励ましてくれるの? 優しいね。ありがとう。うん、わかった。ばいばい、またね。
それから、晩ご飯を食べに行った。食後のケーキまで計算して、注文。デザート大好き。特に最近はケーキとパフェがスキ。今日も食後にカプチーノを飲みながら、もちろんケーキを注文。私の大好きな時間。
そんな時間を過ごしていたら、小さな男の子が「ごちそうさまー!!」って元気よく出て行った。「ありがとうございました。」と答える店員さん。あの男の子の「ごちそうさまー!!」への返事は、「ありがとうございました。」なのか・・・。それぞれがぽんぽんと浮かんで、出会うことなく消えていった。
そういえば、小人さんに出会えなかったことがある。当時の彼に会いに行く途中、木の根元に小さな穴があいてた。そのすぐ横に、小さな帽子。そのもうちょっと向こうに、どんぐりが落ちてた。 これが欲しかったのかな?びっくりさせてごめんね?私がもう少し小さかったら、お友達になれたかなぁ。もう行くから、ちょっと経ったら出ておいでよ。
あの小人さんは、どんぐり拾えたのかな?またいつか、会えるといいな。全然関係ないけど、ふっと思い出した。ということはやっぱり、全然関係ないこともないのか。少しだけ、色や温度が似ていた気がする。
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