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菖蒲湯 - 2013年05月05日(日)

村上春樹が名古屋の事を『巨大な田舎』と表現したことが話題になってますね。しかしそもそも村上春樹の考える『都会』なんてものは少なくとも日本には存在しなくて、『田舎を捨てたい田舎者』が集まった場所が『都会』と呼ばれているだけなのです。僕も田舎者だったので東京のカフェですまし顏をして都会人ぶってました。

…と、村上春樹批判をしようと思っていたのですが、本日野暮用で田園都市線の『たまプラーザ』に降り立って考えが変わりました。今のたまプラーザは自分が人生で降り立った駅の中で最も人工的な街です。おそらく住民が全員がとこかの街の人と入れ替わっても、たまプラーザの雰囲気は全く変わらないことでしょう。あれくらい『土着』を排除する事が可能ならばそれはそれで『都会』ってことなのかも知れません。たまプラーザのような開発を都会とするならば名古屋は田舎ですね。確かに。

たまプラーザに滞在していてドッと疲れたので帰りにヘルス吉野に行ってきました。あ、決していかがわしい店ではなく読売ランド前にある銭湯のことです。(電気ビリビリ風呂があるので非常にオススメ)

今日はこどもの日だったので菖蒲湯をやってくれていました。自分は結局、河原とか蕎麦屋とか銭湯とかがずっと好きですな。


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