地川 蜜の日記
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昨日は友達たちと食事会
私へのクリスマスプレゼントはピンクのガラスの
ジュエリーボックス
昔ならこんなのもらっても全然嬉しくなったけど
今は嬉しかった
変わっていくこと
変わらないこと
君を嫌いになりたい
私は不思議に思う
なぜあのとき 私は君に自分から触れたのか
手や指や頬だったけど
それが限界だったけど
私は君に触れることができた
変わること
変わりたくないこと
たくさんの息が白く 空を汚している
街の中で 立っていて
夜 知らないおじさんに 飲みにいきましょうよ
って誘われることも 厭じゃなくなった
(いかないけどね)
人は誰でも 考えられないくらいのたくさんの暗闇を 通って 生きてきて さみしく 弱い
そっと吐いた息に頬を寄り添える
二度と会わない君へ
伝わっていくと いいな
地川 蜜
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