地川 蜜の日記
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2012年01月14日(土) 満々な水うみ



 
  いや、はや、

  男の子っていいなって思った


  知り合いの子とHHとで飲みに行く
  
  知り合いの子は昔一緒に住んでた男の子 Rくん

  もう飲んできていたRとHHとで飲みに行く

  お互い近況を話していて そういやこないだ映画

  一緒に観に行って 楽しかったね なんて話をして

  私の意味のわからない寝言話をしたら


 「それはずるいよ」と言われた 君のことだよね 多分

  でもそれも全部わかってる

  君が女の子とするのが好きなこととか

  女の子に優しくする行為が好きなこととか

  全部わかってるよ って言っても Rは

 「でも ないな!」なんて怒ってた

  Rがそんな反応をすると思ってなかったから

  ちょっと驚いたけど

  RはRでするの大好きだし 

  女の子大好きだし 映画好きの小説家目指してるなんて

  君にそっくりだな、なんて思ってしまった

  優しい人だしね

  でも君は優しい人ではないよね

  優しいかもしれなけど 優しい人ではないよね

  私はそこが好きなのかもしれない

 
  君が私に怒ったとき

  ぞくぞくするほど嬉しかった 

  そういうのが好き

  そっけない態度とか 馬鹿な女だね なんて

  言われたり そういうことされると

  それだけで嬉しくなっちゃう


  なんて そんなことはいいんだけど

  とにかくそれ以降 Rが怖いくらいに
 
  私の近くにすり寄ってくるから

  それとわかるくらいに身体を離して
  
  対応した 多分酔ってたんだろうね 互いに

  HHがいなかったら 寝てたかもね


  でもたくさんの男の子がいて

  なんで君なのかな? 

  よく、
 
  わかんないね



  そのあと夜の道で次の店に向かいながら

  Rが買ったピノを食べさせてもらって

  肩寄せ合って 酔っていて

  楽しかったね

  楽しくなかったね

 
  いつも水の音がする

  君の音がする 内側



地川 蜜

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