ゼロノオト

2005年02月02日(水) 本気で猫になりたいと思った日

気をつかうのは嫌いだしあんまりできないし疲れるけど

気を使われるのはそれ以上に、だ。

むろん両方が合わさると、それはそれはくたびれる。

そういうエネルギーが全国からあつまれば、

タワーの一つや二つは簡単にたってしまうくらいのものになるんじゃないだろうか。

そして猫みたいにぷいっとどっかに行ってしまったり放り投げたり

断ったりできない自分を見ると余計にいらいらする。

どこへもいけない。

中途半端に猫をかぶっているがゆえに本当の猫にはなれない。


あと、自分のペースが保てないときってほんと後で疲れる。

いくら自分のペースでやろうとしても、本音が伝わらずに困る。

からまわる。まさにどこにもいけない観覧車。ただ、観覧車は本来はもっと楽しいもののはずじゃない?

時間あるし仕事もあるんだから残業しますって言ってるのに

いいよいいよもう帰りな?、と気を使われる。

あれ。

違うのかな。よっぽど私が役に立ってないんだろうか。

猫の手以下なのだろうか。

はぁ・・・。


はやくどこかへ行きたい。



眠りたいのに眠れなくて

でも明日も朝早いから寝ないといけないのに

12時半にふとんにはいって、現在4時。

やはり、どこへもいけない。不毛だ。


2005年01月29日(土) 風

風がでてきました。

カーテンが揺れました。

窓はもちろん閉めています。

目を疑いました。


そういえばどうして風には音があるのでしょう。

風の音。

風の歌を聴け。

風はどこからやってくるのでしょう。

風の谷のナウシカ。

ビルの谷風。

そうか、谷には風が吹くのか。

風の強い日、不思議に思います。

たぶん気流とか気圧とかなんとか寒気団とかそういうもののしわざなんでしょうが

理科はめっぽう苦手です。


びゅーーーーーーーーー


2005年01月28日(金) 小説におけるラストシーン

納得のいくラストシーンにはめったに出会えない。

やっぱ、難しいんだと思う。

ものごとが紆余曲折を経て、無事解決すりゃいいってもんでもない。(推理小説では解決しないと困るけど。)

だからといって、あれもこれも途中で投げ出されたまま、残りページがわずかになったときのあの、

8月31日のような諦念や絶望感を味わあせながら幕を閉じてもらいたいわけでもない。

じゃあ何を求めてるの?って聞かれて答えられるくらいなら小説家になってるだろうけど、

漠然と思うのは、きっとバランスなんだろうなということ。

いかに完全な不完全さを作り上げるか。

短絡的に答えを得るでもなく、ものごとを収束させる意思を失うでもなく。


2005年01月27日(木) ン

楽譜で言うと、休符のような一日。

たぶん一日いちにちを何かしらの音符に置き換えて、一年を通して曲にすると、

たいそうつまらない代物になるだろう、。

何段階にも分けられる強弱や、音の高低、規則正しいリズムや、抽象画のようなリズム、

そしてところどころに入る休符。そういう生活を送ろうとするべきである。

そして今の私に足りないものは、休符以外のあらゆるものだ。










2005年01月26日(水) くたくたんなって歩いた後で思考を補給

規則正しい生活のための準備をしに、水道橋へ。

が、電車に乗ってまもなくして星が辺りにチカチカして

なぜか視界が広角になり、窓の景色がホワイトアウトしていき

出発して2駅目であえなく途中下車。世界がまわってた。

やはり夜の世界が私を引き戻そうとしてるのかしら

なんて思いながらもそれを振り払った。

いつまでもあちら側の世界にいるわけにはいかないのだ。


用事を済ませ、いままでの引き篭もり生活の分を取り戻すべく、

本屋を巡って水道橋から神保町、神田、御茶ノ水を歩く。歩く歩く。

のども渇いて、おなかもすいて、腰も痛くなってきた

が、カフェなどに入るタイミングを逃した。

くたくた。お金も使い果たした。

デジカメのSDカードも使い果たした。久々に512MBと256MBを満杯にした。


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近い将来のことを想像する。

どんなのがしっくりくるだろうかと。

昔から制服を着るような仕事はしたくなかった。

スーツを着て仕事をしている姿も想像するのは難しい。

残るは、汚れた格好で駆けずり回っているか、

何も着ていないかだが、まぁ最後のはない。

やはり表舞台よりは裏方が似合うし、そういうのはわりあい好きだったんだ

と気づいた。

プライドは別にないと思っていたけれど、どこかでそいつが通せんぼをしていたような気がする。

「一流大学→一流企業」というような極めて狭い生き方をばかにしつつも、

どこかでそれを意識していたんだと思う。「一流」を何かに変えただけで。

その何かっていうのが、自分にとって最上のものであるという幻想を抱いて。

それがとてつもなくかっこいいものだと信じて。要するにいい格好しいだったんだ。

だからなりたいものや、やりたいことがわからなくなってしまった。

それが本当に最上なのか?最終決定?ファイナルアンサー?

と迫られているように感じた。

でも、優柔不断だし、考えはころころ変わるし、好奇心旺盛だし、よくばりだし、

そんなものにズバッと答えられるわけがない。

人生の完璧な企画書を今だせるはずがないのだ。

だから、完璧ではないにしろ、今の時点での企画書を作ればいいんだと思う。

企画書は推敲に推敲を重ねて改定していけばいいんだと思う。




と、いうわけで私、○○を目指します!!

って言えたら苦労はしないよなぁ。


2005年01月25日(火) 過去や未来について

図書館にあるのは過去に書かれた本だけだ。

すべての本は過去のものだ。

言ってみれば

この世の中にあるのは過去の集積としての今だけだ。

実際的な未来はない。未来は予測の中だけに存在する。

未来に行くことはできない。

今日を越えることはできない。

今日の終わりにある境界線の先端で前のめりにつんのめるくらいしかない。

なぜならば、当たり前のことだけど、前のめりになって向こう側によろけた気がしても

既にそこはこちら側になっているからだ。

玉乗りのように。あるいはそれは球ではなく、四角いものかもしれない。

(そういえば玉乗りって考えてみれば不思議だよね。

だって玉の上で普通に歩くと玉自体は後進するんだもの。で、

逆に玉の上で後進すると前進する。ここらへんも例の「明日は後ろにある」って話に繋がるなぁ。)

いずれにせよ次の面に踏み入れた時点でそれは今の面になる。

だからどうなるという話でもない。

短絡的に導き出せる答えというものはない。

結論がないのだ。

結論がない、という結論があるだけだ。


2005年01月24日(月) 夜中から

明け方どころか昼近くまで本を読んで

夕方起きて、また読んで、めし食って、

トラジ・ハイジ見て、中森明菜見て、

また本を読んで、眠くなって、

寝てしまって、気づいたら、夜中の3時。

一見おばあちゃん生活。

これは一周したんでしょうか。

するんでしょうか。

バイト行きたくないがゆえに読書に逃げています。

ほんと行きたくな〜い

けど先週でテストやらレポートやら終わるって言っちゃったし

でも向こうから連絡こないしいっかーとか

とか

とか



なんなんでしょうね今日のこの文章!駄文過ぎ〜

まぁ、

それがいいか悪いかは別にして、今はゆるやかな全体に浸るよりは

とりあえず一日という区切りで、なるべく詳細の中にいたことにしておきたいから

最近はできるだけ書くようにしている。

あるいはそこに逃げているのかもしれないけれど。


2005年01月23日(日) 鏡用の顔

自分の顔って客観視できない。

鏡に映る自分をみるときは、"鏡を見るとき用の顔"でそれを見ている。

別に満面の笑みとか、作った顔じゃなくても、

歯を磨くときの真顔でも無意識に鏡用の顔になっているんだと思う。

だから鏡に映った自分には慣れている。

けれど例えばビデオカメラで撮影された自分の姿は

見慣れないもんだから自分なのに他人のようだ。

鏡の前でしゃべることなんてないから、

思えば自分がしゃべっている姿って見たことがないものだ。

しゃべるときに、こういうふうに頬の筋肉が動くとか、きょろきょろしてるとか

映像に映った自分ではじめて知る。

テープレコーダーに録った自分の声をはじめて聞いて驚くのと同じように

しゃべってるときの動きをはじめて見たときの衝撃といったら。

芸能人には絶対なりたくないね。まぁなれないけど。


2005年01月21日(金) ペットは飼い主に似る

やっとこさAVOTU用の作品を仕上げ、久々のネットだぁっ。

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リブリーっていうウェブ上のペットみたいなのを飼っている。

友達が飼ってるほかのリブリーとチャットなどもできる。

そいつのうんちが宝石で、宝石はお金の役割を果たす。

そんでそのお金でエサが買えるという完全自給自足の仕組みだ。

エサにはいろんな色の虫が何種類かあって、

与えるエサの色によってリブリーの体の色が少しずつ変わっていく。

今はしろになっている。

そろそろ色を変えたいんだけど、何色にしたいのかわからない

から、適当にいろいろ食べさせている

が、青い虫を食べさせたり、赤い虫を食べさせたり、緑の虫を食べさせたり、

またまた白い虫を食べさせたり、

と、やっているから一向に体の色が変わらない。

例えば青くしたかったらひたすら青い虫を与え続ければいいんだけど、

そういう明確な目的がないからどうにもならない。

でも色は変えたい。

そう、目的がほしいのだ。

あるいは目標がほしいのだ。

自分が何をやりたいのかわからないと事は進まない。

やりたいことがあるんなら努力のしようがある。

弁護士になりたければ、ひたすら法律の勉強などをすればいいだろう。

なれるなれないは別として、突っ走る方向が決まっていればひたすら走ればいい。

走ってる最中も苦しいだろうし、マラソンは嫌いだからつらいだろうとはおもう。

けど、走り出せないのもそれはそれでもどかしい。



ペットは飼い主に似る。

早く自分のイロを決めたい。


2005年01月19日(水) あきらめたらそこで試合終了だよ。

あきらめたらそこで試合終了だよ。






そして来年、再試合です。


 


そしてとりあえず春休みです。





ばかだなぁ。




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