走ったら谷底へ〜走・ら・谷〜
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本棚で御座います。

2005年02月22日(火) 枢密院

弟のテスト勉強に付き合う。暗記ものの問題を出すのだけど、今は明治時代。自由民権運動真っ盛りで、至る所に後藤象二郎だの植木枝盛だのが出てきます。何人いたんだろう。

そんな中、枢密院という言葉に惹かれる。
自分が中学だ高校だの時も勿論日本史の授業で出てきてたんだけど、やっぱなんか凄い。枢密院。

だって、秘密の中枢だよ!?秘密であって中枢だよ!?
惹かれないわけにはいかないじゃないか。きっと本物の本マグロのトロが出てるよね。市場では出回っていないという、あの本マグロ。

しかしよく考えてみるに、本当は枢密院なんてなかったんじゃないかと思うわけです。おそらく「勉強会」とか「会合」と呼ばれていただけだね。あえて自分たちで「いやー、枢密院に行ってくるから、今日は夕飯はいらないよ」とか言ってたりはしないはずさ。やはり「寄り合い」だね。

ますます格好いいなぁ。そして、日本史はまだ続く。



2005年02月21日(月) ラッキーストライカー

朝方、哀川翔を見た。テレビで(一応ね)。
ゼブラーマン観てぇぇぇぇ!!!!!という衝動に駆られる。

本日は休日。なので自転車を飛ばす。その前に自転車を駅前まで取りに行く。

ゼブラーマンっ!ゼブラーマンっ!ゼブラーマンっ!
足どりも軽くなる。

その前に「ぼく、ドラえもん」最終号を本屋さんに取りに行き、さらに反対側、レンタル屋さんに自転車を。

ゼブラーマンっ!ゼブラーマンっ!ゼブラーマンっ!
白黒つけましょ!もうノリノリです。

たどり着くレンタル屋さん。嵐のベスト(通常版←ボーナストラック付き)などを手に、邦画のコーナーへ。

…はけてましたー。

日本アカデミー賞だかそんなんだったからか?結構本数あったのになかったよ。全部貸し出されていたよ…。ドラッグストア・ガールとかそんなんもみんな貸し出されていたよ…かといって今だるくて字幕見る気も起こらないよ…。
ということで借りてきたのは「この世の外へ〜クラブ進駐軍〜」。ま、それでもいいか。

そう思って帰ってきて、PS2に入れる。そうそう、うちのDVD、皆プレステー2で観てます。甘っちょろいもんです。

…映りません。
…読み取れなかったって。

御陰でひとりでのんびり観る事ができませんでした。途中でストップしています。
でも、哀川翔出てました。

そしてジャズバンド「ラッキーストライカーズ」でまず反応したのがごっつのコント「ラッキーストライカー」だった自分をぶっ飛ばしてあげたくなる。
しかしぶっ飛ばすまでもなく、風邪を引く。十分ダメージだし。

今週末にちゃんと観直しします。村上淳が格好いいですから。



2005年02月20日(日) green temptation

横浜へ。久しぶりで、駅の中が綺麗になっててビックリ。
それでも駅の外はまだ憶えてて、やっぱまた横浜住みたいなぁ、今度は変な病気にならない仕事ついて、住みたいなぁと再確認。

職人系の仕事がいいね。

本日の目的は西口地下街。困ったときには相鉄ジョイナスで外食、だった私には懐かしすぎるものでした。ああ、やはりまた横浜市民になりたい。

3日以上住んでたことがあるので、一応ハマっ子です。

そんな横浜。我が地元からは「湘南新宿ライン」という電車が走っておりまして、当然わたくしもそれで一本で参りましたよ。
そしてそんな湘南新宿ラインには、とてつもなくステキなものがあるのです。

そう、「グリーン車」。

確かに、無料の頃は一所懸命使ってた。使いまくってた。でも有料になったら金余計に使って座るかしら…?
そんな疑問、どこへやら。
座るね。少なくとも新宿以西に行くとき、もしくは帰るときは、使う。
Suica、事前購入、土休日ってのが最も安いので、Suicaを使っていて出かけるのはお休みの日、という私には誘惑以外の何者でもない。

リクライニングできるし。
読書できるし。
あわよくば、ペンを持って勉強したり、執筆なんかも、できる。

先日特急の魅惑に見事ハマってしまったはしら谷ではございますが、グリーン車、快速でもいいか、と思ってしまう。ただグリーン車は禁煙だけどね。

ちなみに横浜からの帰り道、ついに車内でグリーン券を購入してしまう。割高なのに。
確実に誘惑に負けています。でも、誘惑って、負けていい勝負じゃないかしら?



2005年02月19日(土) やはり私は変だと思う

昨日、借り出されたイベントの帰り、会社の女の子とご飯を食べた。
彼女は先日私を含めて3人のAB型と合計4人でだべる、というなかなかの冒険をして頂いた、お姉様(でも女の子という表記をします。AB型ではない)。

その後、「観察記録つけてみてよ」なんてAB型からのオファーを軽く受けた彼女に「やっぱ共通点とかある?」と聞いてみた。

「うん、なんかあるねー。どーしてここに細かくて、どーしてここに気づかない?みたいな」

なるほど。

昨日はその彼女に送ってもらったので本日はちらちら舞う雪だか霰だかの中、自転車を取りに行く。
10年以上前に交通事故に遭って以来、自転車に乗っているときは音楽を耳に入れないと固く決めているのですが、駅まで歩いているときに「このまま音楽聞きつつ傘を差していたいものだ」と思い立ってしまう。

さて、こんなとき、どうする?

1.自転車に乗ってちゃっちゃと帰る。音楽は断念。
2.気をつけつつ音楽を聴きながら自転車に乗る。

駅から家まで徒歩15分。私が取ったのは…

…その他。

金返せってなクイズで失敬。
音楽を耳に入れつつ自転車を転がして帰りましたよ。
15分の間、何度も「なんて変な光景なんだろう」と思ってましたさ!
「どうしてこの子は自転車に乗らないんだろう」思われる事は気づいてましたさ!
…でもやめない。音楽を聴きつつ、自転車を転がして、歩いて帰る。わかっててもやめないんだよね。やめられないんじゃくて。

発見できた客観性をなげうつ。そりゃ、他の人には、わかるまいさ。

家まであと4分の1辺りで知らないオッサンに「どうしたんだい?」と聞かれた。「大丈夫ですー」と乙女声で返す。すれ違いでよかった。

家までまっすぐの道になったところで片耳にして自転車に乗る。家族に「何してんの」と言われると、答えられないからね。こーいったとこには気がつく。
つくづく、自分しか考えてないんだな、と思う。



2005年02月18日(金) おぼっちゃまはもれなくズボンの腰が高い

田舎の迎賓館、優雅なクラブのイベントに借り出される。
いや、誇張でした。
青年会議所のセミナーに花を添えろとの指令を預かり、元モデルさんに歩き方を教わる。

前半の講演では5月に受けたマナーセミナーでも聞いたことだったりして、会議所の人に「眠そうオーラが出てましたよ」と言われてしまう。

…そりゃ、出るさ!一度聞いたことならな!!(開き直り)

ちなみに前に聞いた話というのは「人が見ているところの割合」。正式名称は、忘れました。なんか心理学者の名前がついてたんだったかな…。

見た目:55%
声量:38%
言葉:7%

っての。そりゃびっくりしたよ。そん時はね。でも2度目になれば、「そうそう、そうなんだよね」って、数値まで頭の中で先行してるし。

しかし、この先生、やっぱ海の向こうで戦ってるから、田舎人には反感を買いまくる程の自信満々。私は「日本人は失礼なくらい見た目に気を遣っていない」「日本人は鏡を見たい」言いたい放題の先生、かなり好きなんだけど、一緒に来ていた職場の人は「なんであんな自信満々なの?」と面白がってはいたものの、やはりちょっと反感を抱いたらしい。

「毎日、姿見を見てからじゃないと家から出られません」
…そんな私、身の程知らずですみません。



2005年02月17日(木) パイをもらう。

会社では毎日お菓子が配られます。
今日もおせんべい。同僚の机のなかには、既にせんべいが8枚お住まいになっているらしいです。
何に事欠いて煎餅なのでしょうか。まぁ、長持ちするからね。

ちなみに私は丁寧に持って帰ってます。せんべい。

今日は直属の上司がお休み。そのためか、斜め前の、直属の上司の席にさらに上の人が座って、お隣に来たお客さんと談話している。
私のパソコンの横には、自分で配った、せんべい。食べてる暇が今日はなし。ってゆーか、斜め前にどえらい人がいて、お客さんもいて、バリバリ食べられるかってなもんだ。黙って郵便物作ってましたさ。
したらば。

「…悪いんだけど、そのせんべいくれないかな」

どえらい人にせんべいくれって言われていいも悪いもあるかいっ!とは言わずに黙って献上。余りもあったし。余りも献上しようと思って出してきたら、

「いやぁ、折角持ってきたんだからこっちももらいましょうか」と2枚持ち出した余りをお客さんと分けっこ。食べてる。
…食べ過ぎじゃないですか?

「いやぁ、ただもらっちゃ悪いからこないだのアレあげるよ」そう言ってお客様を置いてどえらいさんは自分の席に戻っていきました。

パイをもらいました。

「いやー、何日前かわかんないんだけどねーわっはっはっはっは(以下大爆笑)」

おととい食べたかなー、それ。梅林堂のパイなので許します。ちなみにまだ猿島のせんべいは食べてません。
梅林堂は高いけど美味しいよ。埼玉北部に来たならば、五家宝じゃなくて梅林堂か、十万石まんじゅうで。ってゆーか梅林堂が熊谷って今知りました。この辺にしかないのか…そっか…。



2005年02月16日(水) トリプル・ザ・アベ

文藝春秋を買いました。
これで我が家には「グランド・フィナーレ」が3本存在しています。
群像です。受賞前、読みたくて買ったものです。
単行本です。本として持っていたかったので買ったものです。
文藝春秋です。選評と受賞コメントが読みたくて買ったものです。

それぞれ、理由があるのです。

3人の女の子に囲まれて迫られたとき、言ってみたい。女の子でね。
しかし私は同性愛の嗜好はない。でも、男に囲まれて言うって、なんか合わないし。やっぱこれは女癖の悪い男のせりふです。

それぞれ、理由があるのです。
ほらね。そんな気がしてきたでしょ?

選評読みました。石原慎太郎が賞を愛していることがわかりました。
受賞の言葉を読みました。はにかみアベカズ(はっ!また使ってしまった)にドキドキです。新潮文庫が著者近影に使用している写真がたまらんのに、それが前面に押し出された帯を巻いた文庫を買えなかった(その帯になる前に揃えてしまった)私としては、やはり文藝春秋を買って良かったものです。

理由が増えてしまいました。二つ理由を持つこの子を彼女にしよう。



2005年02月15日(火) いいこともあるのだ

ちょっといいことがあった。にゃは☆
だったら甘いお菓子を用意すれば良かったと思ったりする、じいちゃん(2月11日参照)の誕生日。

どうやらそんなじいちゃんの誕生日は、3ヶ月に一度の年金支給日。
ということで朝から銀行激混み。ウチの会社は本日ツケのお支払い。
納品請求で月に2日、支払いをするので一度に払う額がでかい。なので銀行に嫌われています。いやんなっちゃう。

ちなみに今日も10時に行って払戻、振込完了が午後。しかも金種指定にすると手数料を取られる銀行と取られない銀行があるので、取られる銀行からおろして取られない銀行に預けてから金種指定でおろす。
頼まれたパートさん、キレまくり。そらそーだな。
しかしどこが悪いのかしら?セコいのはどこかしら?手数料取る銀行かしら?手数料渋るウチの会社かしら?

そういえば。
今年度までで50年以上続いていた七夕まつりの中止が決まってしまいました。商店街主催なのにテキ屋さんだけが儲かっていくから、という理由だそうで。
…大丈夫かな。

昨年早春、私は今の職場の採用試験を受けました。最初は国語。数学。作文。
作文で私は「私はサラリーマンの娘で、商売関係はわかりません。お祭りやってるイメージしか湧きません」てなこと書いていました。
でも、受かってしまいました。私服で行って、30人の中から選ばれてしまいました。

そのまつりが無くなるんだぜ?
…大丈夫かな、私。



2005年02月14日(月) 人事院にはいつ行こう

MALOON5がグラミー賞を受賞したって。新人じゃないとかそのくせ「一発屋ではないことを証明した」なんてレビューがついてたりする偽装新人(と言っていいのか解らんが)。ウチのRioちゃんにも収録されている。結構好きだったりする。

よかったね。なんとなく。

帰り、読み終えた本を抱えて図書館へ寄る。「図書館の神様」「ツ、イ、ラ、ク」「カルプス・アルピス」。そういえば読み終えてた。

「ツ、イ、ラ、ク」性描写より女子小学生のやりとりがもんのすごく不快で、しかもそれは半分、自分の過去が混ざってるからだと気づいた。
不快と不快のはさみ焼(矢崎滋の如し)の後、最後は結局純粋か。墜落するのも悪くない。最後だけ再読したくなる。何度読んでも小学生時代は不快。
というか、きっと「女子小学生」という存在が苦手なんだと思う。通ってきたのにね。

「カルプス・アルピス」たまにふと読みたくなる野ばらちゃん。「春、バーニーズで」のように、手元に置いておきたくなる作品。なぜ「ミシン」「ツインズ」が手元にあって、これを図書館で借りて読んだのでしょう。どっかの本屋であったら即買うな。たまに、読みたい。

で、代わりに5冊借りてくる。5冊いける?考えたりもしたけれど、途中、図書館の臨時閉館が挟まって二十日間借りられるので、つい。そのうち1冊は分館にあるのを取り寄せてもらうので、まだ手元にはない。それが今月の読書会、課題図書「鍵のかかった部屋」。
あとは長嶋有2冊(「ジャージの二人」、「パラレル」)、野ばらちゃんの「エミリー」、太宰治賞受賞作「指の音楽」。また、アタリを引けますように。

そんな図書館に国家の試験日程が張り出されていた。人事院行かなくては。
郵送での願書請求ってなんか味気ないのよね。せめてさいたま新都心まで出向こう。
…一応、勉強してるんだったっけ、なのです。めざせ!官僚夫人(ちがいます)。



2005年02月13日(日) マジ

マジレンジャーが始まりました。
録画して見て(早起きできず1時間遅れ)、その後顔を洗っているときふと「銀河のはってまで追いかっけってゆっく〜♪」と口ずさんでしまい、弟に怒られる。

「もうマジレンジャーなんだよぉぉぉぉぉ!」

仕方ないじゃないか。ちなみに今回の緑は長男。しっかり者の、おにいちゃん。むしろ、しっかり者のお兄ちゃんがなぜ長髪なのかと疑問を抱いてみたりするものの、そんな疑問が生まれてしまう自分の古くささをさらに嘆いてみたり。
レッドの男の子が一番いいな…なんて言ったら犯罪かもしれなかったのね。まさか末っ子の高校生だとは、思いもしませんで。可愛い顔してるなぁとは思ったんだけど。

そういうことで初回を見る。まぁ、いいんじゃない?次で塗りつぶされちゃうけど。ヒビキさんで。

まぁたやられたよヒビキさんに。今回の敵様はどうやらヒビキさん、6年前にも一戦交えたらしい。
…6年前?

もうすっかり「ライダーは1年交替」のイメージで捉えていたものの、そういえば今回はライダーの力を与えられたきっかけみたいなものはまったくやってなかったもんなぁ。ましてやヒビキさん、当年取って31歳。三十路を越えてからいきなりライダー(バイク乗れないけど)になるはずがない。としたら、6年前に戦ってもいいはずですね。

しかし、6年以上前からライダーやってるんだと思うと、軽くビックリです。ちなみに敵は2話完結で倒すらしい。今週は背中取ってドンドコドコドコが拝見できなかったのは惜しいものでした。

おっと、折角新宿で飲んできたのに朝の1時間(スーパーヒーロータイム)でこんなにスペースを埋めてしまいました。ちなみにスーパーヒーロータイムのナレーション、PRIDEのすんげえ声(リングアナだったか)になっていた。
…使いすぎじゃないか?

というわけでシナリオ学校時代の同級生と新年会。2月だけど。一応乾杯では「今年もよろしく〜」だったので。

半年ぶりに会った友達に「なんだかお姉さんぽくなっていた」と言われにやける。一応性格判断で「クール・ビューティ」と診断されたのでそれっぽくしようと心がけてみたのでした。せめて「クー」くらいはたどり着きたいものです。
シナリオ学校というまぁある意味特殊な人々の集まり(それでも至って普通だと思ってはおりますが)なので、皆々様境遇がこれでもかってなくらい違うもので、同じ話をしても返ってくる言葉も様々。ただ、なんとなく一番参考になった気がしました。まぁ、一番色々話した結果返ってきた言葉だったからかもしれないけれど。

明日からまた仕事です。忘れかけていました。来週、一応、忙しいんだった。


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hasiratani [MAIL]

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