本日きみを失った日。 - 2004年08月23日(月) きみの裏切り。ずっとつかれてた嘘。 初めての経験だった。 それがいちどか二度かいつだったか、そんなのどうでもいい。 「もう信じられない?」ときくきみに あたしは言った、 「あたしはもうすでにきみを失ったんだよ。」 「あたしが好きだったきみは、すなおで誠実なきみだったの。いまあたしの目の前にいるひとは、あたしが好きだったきみではない。 だからもう、あたしはきみを失ってしまったんだ。 頭をかかえこんで唸るあたし、数分間の沈黙、頭を上げたあたしにきみが口を開く、 「いつか・・」 その瞬間、あたしの手がきみの頬を強く打ってた。 そして部屋をあとにした。 殴られた瞬間の、驚き、そしてすぐにあきらめの顔になる君の顔、 2004年、見たくなかったものランキング堂々の第一位。 よくもういちどだけしんじてとかいえるわね。 これでひとのことしんじなくなったりしないでねとかきみいってたね。 あたしはこれからもひとをしんじるよ、心のそこから信じるよ。 友情や愛情を信じ続けるよ、 だってそうじゃなきゃ、あたしだけじゃなく、みんな生きてはゆけないでしょう。 自分がひとを裏切ったとしても自分はひとを信じるの。 すきだってことはそういうことでしょう。 ああ、夏が終わるよこりゃ本格的に。 とりあえず今日はここまで。 - にっこりマッチョ - 2004年08月22日(日) ヤマダ電機で体脂肪率をはかったら。19%だった。そして筋肉が33パーセントで、内臓脂肪率が30段階で1で、体年齢が19歳で、一日の基礎代謝は1200カロリーなんだって。 いまいち、そういわれても、ちょっとまえ流行ったいろんな占いの、たとえば「丼占い」で、あなたは鉄火丼です、といわれてるみたいで、ふーん まあいちお参考にしますってかんじだよねぇ。 でもまぁこの測定結果はけっこういいほうなんじゃないかと察します。ので、つぎヤマダ電気に行ったあかつきには、エビフライ丼、そんなのねぇか、またにっこりできますように、より一層の走りこみ及び筋トレをしていく所存です。 今日は朝ごはんにことし一番の栗をふかしたのをたくさん食べさしてくれた、自宅で畑と山と栗林もってる素朴なボーイフレンドに感謝、します。そして裏切って傷つけてばかりでごめん。いつかあたしと離れて、しあわせになってね。あたしはこんないいかげんばっかやってきっとしあわせにはなれないから、せめてきみみたいなひとは。 けどこんなあたしにしあわせにしてってきみはきょう言った、泣きそうな顔で笑って言った。そういうとき、すいませんけど、あぁ、若いってすばらしいって思う、恋愛できるって素敵、しあわせじゃないけどゾクゾクします。悪いけどサツマイモもください、茸なんかも楽しみです、もうすぐ収穫の秋ですから。 - パイロットフィッシュ - 2004年08月18日(水) って本を読みました。ところどころいいところはあるけど、いろんな小説混ぜたかんじ。 人はいちど出会った人と二度と離れることはできない。 っていう書き出しに惹かれて。 今日は有給とってたので、この日記を続けるためのお金を振り込みに、いちばん近い銀行までマラソンがてら走って行ったのです。 農村地帯をぬけるとき、昔からある汚い民家の前を通ったら、椅子に座った、がりがりにやせて鼻にチューブさしてるおじいさんを見て、見てしまってぞっ とした。目に表情というものがまったくなくて、からだはもうなんにも機能していなそうで、全体から死臭が漂うような雰囲気だった。でも、その隣に、のんびりと家の鍵をかけるおばあさんの後姿を見とめて、ああ、と思ってそのまま走り続けた。それで100メートルくらい前にすすんだところで、後ろからサイレン。ふりかえるとその民家に救急車がとまったのが見える。走り降りてくる救護隊員。ばたばたと、つみこまれるおじいさん。 それをみながら息がとまってしまった。五秒くらい蝉の声もサイレンもきこえないくらい。 もうすぐあのおじいさんは間違いなく死ぬんだろう。だってもう死んでた。目に表情というものがなかった。 そしてあたしが怖かったのは、救急車の到着直前だというのに、おじいさんもおばあさんも音もなくそこにいて、静かすぎでそこにいたこと。おばあさんも、わかっているからかな。このおじいさんが死ぬことを。そしておじいさんが、既に死んでしまっていることを。 だから静かに救急車を待つ。これが人の生活というものだ。 見たくないくらい悲しくて臭いがするほどきたない。でもだからあたしは子供がきらいだけど老人がすきだ。 そのあとで、公園で寝転がって、腕に噴出して玉になって光る汗を見、空をあおぎ、牛がないているのをきいたら、よくあることだけどあたし生きているって思いました。 小説読み終わったあとって、見るものがやけに教訓的で、あたまのなかで文章がこねくりまわされるものであるよ。 夜は男性と過ごしました。 -
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